アルゼンチンが貧困率を発表、880万人が貧困線以下の暮らし (2016/10/23 The Povertist)
アルゼンチン政府が貧困率を3年ぶりに公表した。足元の貧困率は32.2%。国民の3人に1人、880万人が貧困層ということになる。
現地紙は2013年時点で貧困率は4.7%だったとし、急上昇した印象を与えている。ただ、基準とした貧困線が同じものかどうかは、言及されておらず確認が必要。
なお、基準となった貧困線は、必要最低限の食糧と生活必需品の価格を加味したものと報じられている。
-
Author: Ippei Tsuruga
The Povertist編集長。国際協力機構(JICA)を経て、国際労働機関(ILO)社会保障政策担当官。開発途上国の貧困問題と貧困層向け社会政策のスペシャリスト。
- 関連記事
- ベトナム首都ハノイ市の貧困率を削減計画
- フィリピンの一時的貧困、10人に4人が貧困の罠から抜け出せず
- マーシャル諸島の貧困が悪化、小島嶼開発途上国は取り残されるのか?
- ミャンマーの貧困分析をエクセルでやってみた
- 子どもの貧困に地方自治体はどのように取り組むべきか―岡高志大田区議