砂川市で認知症ささえあい手帳を作成 (2016/3/21 認知症ねっと)
認知症の基礎知識や予防法、地域支援を冊子に
北海道砂川市では、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らすことができる地域づくりを目指して認知症ささえあい手帳を作成した。
手帳は、認知症の当事者が認知症という病気を正しく理解し、その予防やそれぞれの段階で適切な支援やサービスを利用することができるよう冊子に取りまとめたもの。
「ささえあい」名前に込められた想い
認知症は症状が軽いうちに気づき、適切な治療を受けることで進行を遅らせたり、場合によっては症状を改善することもできるといわれており、さらにサポートする方々の協力を得られるならば、住み慣れた地域で暮らし続けられる可能性が広がる。認知症の本人や家族ではない人にも活用してもらい、認知症という病気を正しく理解することで、認知症の方や介護する家族を温かく見守り、支え合う気持ちが芽生えてくるという。
充実した内容
認知症ささえあい手帳は市のホームページからダウンロードできる。
認知症ねっと編集部も実際にダウンロードして読んでみたが、基礎知識や地域資源の説明、簡単に作成できる自己プロフィールシートまでついており、その内容は整理され充実している。
(画像は砂川市のホームページより)