これぞ「ふくしまプライド。」福島県の日本酒が世界の舌を魅了するまで (2016/1/21 ジモトのココロ)
負けたくない、他の蔵にも負けたくない――意志を持ったその瞳、力強い声に言葉。そこには自分たちの作った日本酒を手にする、生産者の誇らしげな顔がありました。福島県では、「ふくしまから はじめよう。」のスローガンのもと、Facebookを中心にふくしまの「魅力」と「今」を国内外に発信しています。そこに先日投稿されたのが、福島が世界に誇る日本酒に関する動画です。
世界に誇る「ふくしまプライド。」
いま福島の日本酒が海外で話題となっているのをご存知でしょうか? 海外のコンテスト「IWC 2015(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」の「SAKE(日本酒)部門」で「チャンピオン・サケ」を獲得したり、全国新酒鑑評会でも金賞受賞数3年連続で日本一を獲得したり、優秀な成績を修めています。
そんなふくしまの日本酒の魅力をより多くの人に、世界に伝えたい。そんな思いがこもった動画は「ふくしまプライド。」というメッセージとともに、配信されました。
日本酒の魅力を伝える4種類の動画
福島の日本酒が世界に認められるまでをえがいた動画は全4種類。
「世界でいちばん編」ではイギリス・ロンドンで昨年10月に開催された「PRESENTING JAPAN」や、IWC授賞式の様子を紹介しています。口に含んだ瞬間、顔を綻ばせ「Amazing!」と声を漏らす海外の方々。世界中の人々も魅了する福島の日本酒の良さが、一目でわかります。
「日本でいちばん編」では今後の活躍が期待される県内の若手の作り手や、福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターなどの様子を紹介。作り手はもちろん、彼等支える技術者がいてこそ、世界に誇る日本酒が作られているんですね。
造り手の顔が見える日本酒。堂々としたその姿に「ふくしまプライド。」を感じます。
「ふくしまの酒」3分動画では「世界でいちばん編」と「日本でいちばん編」の映像に、県内の若手の作り手などのインタビューをプラス。同時にこの動画は英語字幕バージョンも配信。世界中の方々に見てもらえる動画となっています。
「日本一の技術を持っている」「日本酒の文化の先導役を、福島県の酒が引っ張っていければ」など、熱い想いを語る作り手や技術者。そこには蔵人たちの誇りが見てとれます。
福島出身がてがける「福島復興のリーダー的存在」
監修は福島出身の箭内道彦氏。クリエイターやアーティストなど、幅広い活動を行っている氏が福島のクリエイティブディレクターに就任したのは2015年。その後、様々なふくしまのCMなどを手がけてきました。
今回このPR動画に、このようなコメントを寄せています。
「ふくしまプライド。」という言葉は、福島の日本酒にも、とてもよく似合います。
米と、水と、そして、人が生み出す、作品。
世界が驚嘆し、日本が賞讃し、福島が胸を張る、福島の日本酒は、日本酒業界を牽引する存在であるとともに、福島の復興の、心強く、力強い、リーダーでもある。
福島の自然、受け継がれてきた伝統、作り手の努力と情熱、全てが詰まったふくしまの日本酒。そんな「ふくしまプライド。」をあなたも感じてみませんか?
この動画を通して、国内外でふくしまの日本酒を知ってもらい、飲んでもらえるキッカケになることを願います。
公式サイト:ふくしまから はじめよう。
https://www.facebook.com/FutureFromFukushima