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ドローンを飛行させる際の注意点、国土交通省 (2015/12/2 DRONE BORG

関連ワード : ドローン 法律 

2015年12月10日の航空法改正に伴い、国土交通省では「無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン」を公開しています。ガイドラインにはドローンを飛行させる際の注意点や、日常的に気をつけておくべきポイントなどについてもまとめられています。

飛行させる際の注意点

実際に機体を飛ばす場合にはいくつかのポイントに注意する必要があります。国土交通省が掲げているポイントは以下となります。

  • アルコールを摂取した場合、正常な操縦ができなくなる恐れがあるため、アルコールの飲酒後にはドローンを飛行させてはいけません。
  • 飛行をさせる際には以下のポイントを確認する必要があります。特に地上では風が強くなくても、上空は風が強く突風が吹いているという場合もあるため、事前に注意が必要です。
  • 安全に飛行ができる気象条件となっているか
  • 機体に損傷や故障はないか
  • バッテリーの充電や燃料は十分にあるか
  • 機体の周辺に障害物(人やモノ)のない十分な空間が確保できているか確認することが必要です。機体に速度が出ている場合には、法令で定められている「30メートル」という距離以上に余裕を持った距離を人や物件から取るようにしましょう。
  • 航空法改正に伴い、ドローンを飛行させる場合には操縦者の目視の範囲内に限定されることになります。一方で、補助者の協力を得て、周囲の監視等をしてもらいながら飛行をさせることは安全確保の上で非常に有効となります。

日常的な注意点

無人航空機は日常的なメンテナンスも重要です。また、万が一の事故のために保険の加入なども推奨されています。

  • ドローンを安全に航行できるよう、購入したメーカーの取扱説明書に従って、定期的に機体の点検・整備を実施し、部品などに不備がある場合や一定期間利用した場合には早めの部品交換を心がけましょう。
  • 飛行中に突風が吹くことによって機体のコントロールができなくなったり、予期せぬ機体の故障が発生するケースがあります。そのため、日頃から不測の事態を想定した操縦訓練を実施し、万が一の場合にも冷静に対処できるように技量保持に努めましょう。
  • 安全に留意した上で飛行をさせていても、不測の事態によって人の体や財産に対して損害を与えてしまう可能性はあります。そのため、保険の加入は強く推奨されます。

いかがだったでしょうか?今回ご紹介した内容は、ドローンを飛行させる場合には当たり前に感じることも多いかと思いますが、しっかりと意識していないとなおざりになってしまうこともあるかと思います。事故を未然に防ぐためにも、日頃から意識してこれらのポイントに気を付けましょう。

source : 無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン

提供:DRONE BORG

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