ローマ上空でドローンの飛行が禁止に、ISISの攻撃の可能性 （2015/11/17 DRONE BORG）
イタリアのアルファノ内相が、ローマ市内の上空でドローンの飛行を禁止する方針を明らかにしました。
By: Moyan Brenn – CC BY 2.0
2015年11月16日、アルファノ内相は過激派組織イスラム国がローマを攻撃する可能性があるとし、ローマ上空でのドローンの飛行を禁止すると議会で演説しました。ローマでは12月8日からローマ・カトリック教の「聖年」が開始され、国内外から多くの観光客が見込まれます。ローマでは聖年が行われる全期間中でドローンの飛行が禁止される方針です。アルファノ内相は、サン・ピエトロ大聖堂や広場周辺が攻撃の対象になる可能性があるとし、警備体制の強化の一環としてドローンの利用を禁止しました。
パリでのテロ攻撃を受けて、欧州では警備体制の強化が行われています。イスラム国はソーシャルメディア上でアメリカの首都ワシントンD.C.やローマ、バチカン市国などを次の攻撃対象に名指ししており、各国の緊張が高まっています。
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