沖縄県知事選は11日投開票、データでみる沖縄県 (2022/9/6 政治山)
任期満了に伴う沖縄県知事選が、11日に投開票されます。知事を選ぶにあたり、人口や予算規模などから、沖縄県のすがたを概観してみましょう。
2020(令和2)年の国勢調査によると、沖縄県の総人口は146万7480人で、人口増減率がプラス2.37%と47都道府県中2位。平均年齢は43.46歳(1位)です。
予算規模は歳入が8794億6909万円、歳出が8667億6590万円(いずれも2020年)で、10年前と比較すると歳入はプラス35.9%、歳出はプラス37.1%と、ともに増加しています。
産業構成については、従業員数の多い順に「医療・福祉」「卸売業・小売業」「宿泊業・飲食サービス業」で、売上規模の大きさでも「卸売業・小売業」「建設業」「製造業」の順となっています。
また、県議会議員48人の平均年齢は56.79歳、女性議員は7人で全体の14.58%(2020年6月の一般選挙時点)、議員報酬は月額75万円。知事の給料は月額123万円です(「令和2年4月1日地方公務員給与実態調査」総務省)。
知事選には、新人で元衆院議員の下地幹郎氏(61)、新人で元宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦=、再選を目指す現職の玉城デニー氏(62)=立憲、共産、社民、れいわ、沖縄社大推薦=の無所属3人が立候補しました。期日前投票は10日まで(期日前投票所によって、投票期間や投票時間等が異なります)、投票は11日(竹富町は10日に繰り上げ)で即日開票されます。
また、沖縄県内では同日、知事選以外に那覇市・南部離島選挙区の県議補選ほか、25自治体で28選挙(首長選4、議会選24)が行われます。
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