特集「参議院議員選挙2022」
[参院選2022]各党の公約「感染症対策」 (2022/7/7 政治山)
10日に投開票される参院選に向けた各党の公約や政策、マニフェストの中から、感染症対策に関する記述を抜粋して紹介します。参院選比例区に立候補を届け出た政党および政治団体が、6月22日までに発表した重点政策・公約を対象にまとめました。
- ◇自由民主党
- 感染症対策と社会・経済活動の両立で、“国民の命と暮らし”を守る
- 万全かつ適切な感染症対策で、社会・経済活動を拡大する
- 新型コロナで傷んだ暮らし・事業を支える
- ◇立憲民主党
- 医療・健康・コロナ対策
- 「コロナかかりつけ医」制度創設
- 「地域医療構想」の抜本的見直し
- 医療費窓口負担割合引き上げ撤回
- ◇公明党
- 感染症に強い日本へ
- 新たな危機管理体制の確立
- 国産ワクチン・治療薬の開発・実用化等
- 新型コロナウイルス感染症の後遺症対策
- ◇日本維新の会
- 減税とコロナ対応、日本を再び飛躍させる緊急経済対策
- コロナは5類へ、社会経済活動の再開を目指す
- ◇日本共産党
- コロナの痛苦の教訓を踏まえ、医療・公衆衛生の体制を抜本的に強化します
- 生活に困っている人への支援を強化します
- ◇国民民主党
- コロナ三策
- 第一策 検査の拡充「見つける」
- 第二策 感染拡大の防止「抑える」
- 第三策 経済・社会活動との両立「動かす」
- ◇れいわ新選組
- コロナを含む感染症対策の徹底
- 新型コロナの新しい変異種に限らず、全く新しい感染症の登場に備えます。
- 感染症が拡大する恐れがある場合には、災害に指定、徹底した補償を行います。
- 感染症と災害の対策司令塔としての防災庁の設置による予算と人員の充実を図ります。
- ◇社会民主党
- 新型コロナ感染症災害からの生活再建
- 新型コロナ感染症災害で疲弊した生活を再建するため、消費税を3年間ゼロにします。大企業がため込んだ内部留保へ3年間課税し、生活危機対策の財源とします。
- 医療崩壊を食い止めるため、医療機関や介護・医療従事者を支援します。病床削減、公立・公的病院の統廃合に反対し、地域医療を守ります。
- ◇NHK党
- 新型コロナ等感染症対策
- 感染拡大には注意を払った上で、外国からの観光客の受け入れを拡大していくよう政府に求めていく。
- 屋外など感染リスクの低い状況においては積極的にマスクを外すように奨励していく。
- 今後の感染症対策の司令塔機能として、日本版CDCのような組織の設立を国会で提案していく。
- ◇参政党
- 国民に健康と食の価値、元気な超高齢社会で“安心できる生活づくり”
- 新型コロナのモードチェンジ…正しい感染症の知識を普及して「コロナ脳」から脱却、国民の行動制限やワクチンに頼らず、日常生活を早く正常化し、免疫力の強化と機動的な医療システム構築でコロナ禍を克服、自由と健康の両立を実現。
- ◇幸福実現党
- コロナ戦争に打ち勝つ
- コロナ発生源・中国の責任を追及
- “感染症全体主義”から自由を守る
- コロナ対抗薬を独自で開発
- ◇維新政党・新風
- 記載なし
- ◇新党くにもり
- 記載なし
- ◇日本第一党
- 記載なし
※公示前の勢力順、公示前に議席がない場合は候補者数、同数の場合は50音順に掲載。
そのほかの重点政策・公約は、「参議院議員選挙2022『重点政策・公約比較表』」をご覧ください。参院選の期日前投票は9日までで(一部地域を除く)、10日に投開票されます。
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