三重県知事選は12日投開票、データでみる三重県 (2021/9/8 政治山)
前知事の辞職に伴う三重県知事が、12日に投開票されます。知事を選ぶにあたり、人口や予算規模などから、三重県のすがたを概観してみましょう。
2015(平成27)年の国勢調査によると、三重県の総人口は181万5865人で、人口増減率がマイナス2.1%と47都道府県中23位。平均年齢は46.92歳(20位)です。
予算規模は歳入が6853億3767万円、歳出が6613億7508万円(いずれも2019年)で、10年前と比較すると歳入はマイナス5.7%、歳出はマイナス6.4%と、ともに減少しています。
産業構成については、従業員数の多い順に「製造業」「卸売業・小売業」「医療・福祉」で、売上規模の大きさでは「製造業」「卸売業・小売業」「建設業」の順となっています。
また、県議会議員51人の平均年齢は57.1歳、女性議員は6人で全体の11.76%(2019年4月の一般選挙時点)、議員報酬は月額83万円。知事の給料は月額102万4000万円です(「令和2年4月1日地方公務員給与実態調査」総務省)。
知事選には、いずれも無所属の新人で、元国土交通省局長の一見勝之氏(58)=自民、公明、立憲、国民推薦=、元三重県議の岡野恵美氏(69)=共産推薦=、会社役員の石川剛氏(47)の3人が立候補しました。期日前投票は11日(土)まで(期日前投票所によって、投票期間や投票時間等が異なります)。投票は12日(日)で、即日開票されます。