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【参議院議員選挙2019】

参院選2019政策ピックアップ―「孤独担当大臣」を設置・国民民主党 (2019/7/7 政治山)

 現在行われている参議院選挙において、各党はそれぞれ、公約や政策、マニフェストを訴えています。ここでは、その中でも特色ある政策をご紹介します。

 国民民主党は、孤独を支える対策として、「孤独担当大臣を置き、誰一人として、孤独にしない!」という政策を掲げています。

孤独を支える対策

 同党の『新しい答え2019』には、その詳細が以下のように記されています。

人は誰でも、家や職場、学校、病院などで悩み、苦しみ、生きづらさを感じることがあります。

様々な悲しい事件も起こる時代。一人でいるかどうかではなく、孤独を感じる時に相談できる国にしたい。国民民主党は、政党として日本で初めて、孤独対策に取り組みます。

相談ダイヤル『よりそいホットライン』の大幅拡充や、ソーシャルワーカーによる対面相談、居場所づくりなど個々の課題解決のサポート体制を強化します。

 「孤独担当大臣」は2018年1月、イギリスのメイ首相が新設したポストで、イギリス社会で「孤独」に困っている人のための政策を総合的に推進しています。同国では「孤独」がもたらす経済的損失は年間320億ポンド=約5.5兆円に上る(ジョー・コックス委員会)とする調査も行われており、深刻な社会課題として認識されています。

 国内においても、年間およそ3万人が孤独死しているとの調査結果が発表され、その予備軍は1000万人とも言われています。国民民主党は、その対策を明示し、実行することできるのでしょうか。参院選の投票日は7月21日です。

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