小泉進次郎氏「ソーシャルイノベーターとは、景色を変えることができる人」ソーシャルイノベーションフォーラム開幕  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トップ    >   記事    >   小泉進次郎氏「ソーシャルイノベーターとは、景色を変えることができる人」ソーシャルイノベーションフォーラム開幕

小泉進次郎氏「ソーシャルイノベーターとは、景色を変えることができる人」ソーシャルイノベーションフォーラム開幕 (2016/9/28 政治山)

 「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2016」が28日、東京都港区で開幕し、初日の主催者挨拶に笹川陽平日本財団会長が、基調講演には小泉進次郎衆議院議員が登壇しました。

登壇する小泉進次郎 衆院議員

登壇する小泉進次郎 衆院議員

 主催者挨拶の中で笹川氏は、子どもの貧困や若年層の自殺、再犯防止などの社会課題は多様化・複雑化していると述べ、企業や行政、NPOやメディアも交えたマルチセクターでの取り組みの重要性を強調しました。

 続いて登壇した小泉氏は、復興政務官や地方創生担当政務官を務め、本フォーラムにも登壇するような多くのソーシャルイノベーターと触れあった経験から、「ソーシャルイノベーターとは、景色を変えることができる人だ」と述べ、この言葉ができる以前から笹川氏はソーシャルイノベーターだったとその功績を称えました。

 また、急速に進む少子高齢化については「減るものは減る。悲観的な1億2千万よりも楽観的な自信を持った6千万であるべき」として、現実を受け止めた上でイノベーションの成功事例を生み出していくことが必要だと述べました。

 フォーラムは28日から30日まで3日間にわたって行われ、30の分科会に100人以上が登壇します。

「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2016」会場の様子

<取材> 市ノ澤 充
株式会社パイプドビッツ 政治山カンパニー シニアマネジャー
政策シンクタンク、国会議員秘書、選挙コンサルを経て、2011年株式会社パイプドビッツ入社。政治と選挙のプラットフォーム「政治山」の運営に携わるとともにネット選挙やネット投票の研究を行う。政治と有権者の距離を縮め、新しいコミュニケーションのあり方を提案するための講演活動も実施している。
関連記事
非営利組織にこそ求められる説明責任と事業の改善、「社会的インパクト評価」とは―担当者インタビュー(1)
「事業に対する健全な懐疑心」がNPOやソーシャルビジネスを加速させる―担当者インタビュー(2)
NPOやソーシャルビジネスの事業、社会的インパクト評価を日本でも
「誰も自殺に追い込まれることのない社会」を実現するために―担当者インタビュー
ソーシャルイノベーション関連記事一覧