赤ちゃん縁組クラウドファンディング達成!――NPO法人フローレンス (2015/12/25 政治山)
認定NPO法人フローレンスが、虐待で命を落とす赤ちゃんを救うべく、子育てできない実親の出産と同時に、子供を望む夫婦に養子として託す「赤ちゃん縁組」事業立ち上げに向け、12月14日から開始したクラウドファンディングが9日目に目標額2500万円を達成しました。
駒崎弘樹・代表理事はブログで感謝を述べ、以下のメッセージを伝えています(以下ブログから引用)。
寄付というのは、して下さったおひとりおひとりの想いが乗っかったお金だと思っています。
例えばある人は、自らが養子を迎え幸せに暮らしているから、もっとこうした仕組みが広がってほしい、と寄付をくださいました。
また例えばある人は、夫と二人で虐待のニュースに胸を痛めていた。今年突然その夫が亡くなってしまった。本当になんとかしたいね、と夫が言っていたことを思い出して、と寄付者コメントを寄せてくれました。
さらにある人は、自分自身が「産後が辛く、一歩間違っていたら、子どもを殺していたかもしれない」ということで、寄付を託してくれました。
金額も嬉しいのですが、こうして寄付を通じて全く見知らぬ人々の想いを受け取り、繋がれたことに、お腹の底から感動を覚えています。
これから、頂いたご寄付を使い、事業立ち上げの準備をしてまいりたいと思います。寄付を頂いて終わりではなく、随時事業の進捗や、赤ちゃんと親達を助ける活動について、報告していけたらと思います。
皆さんのご支援に、心から感謝しております。月並みな言葉ですが、本当に、本当にありがとうございました。そしてこれからも共に、赤ちゃんの虐待死ゼロの社会めざして、走り抜けていきましょう。
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