【海外】ジョージ・W・ブッシュ前大統領のその後 趣味は絵画 ネット選挙ドットコム 2013年4月30日
米国のジョージ・W・ブッシュ前大統領(66)は25日、テキサス州ダラスで自身の記念図書館の開館にあわせて、複数のテレビ局からインタビューを受けた。
ブッシュ氏は、新しく始めた趣味の絵画によって、人生が変わったという。辛抱強い先生のおかげで、周りの物が違った視点で見えるようになり、「私にはさまざまな色が以前と違うように見えるし、影も見える。」と語った。
また、「サインの方が描いた絵よりも価値があるかも」と絵の腕前については謙遜してみせた。
Image:by The U.S. National Archives
インタビューでは、政治的な話題にも触れた。当時を振り返って、「2003年春のイラク侵攻は間違いではなかった」と擁護した。また、「サダム・フセインの排除は、私たちの安全のためだけではなく、自由な社会に暮らす人々にチャンスを与えるためにも正しい判断だった。」と語った。
米国のイラク侵攻は、イラクが大量破壊兵器を廃棄せず保有し続けているという大義名分をかかげて、国連安保理決議1441を根拠として開始した。いまだに、イラクが大量破壊兵器を保有していたかどうかの確証はない。
「私の中では、その議論は終わった。つまり、起こってしまったことは消せないということだ。」とブッシュ氏。「のちに、歴史家が判断することだ。」
ブッシュ氏は弟で元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ(ジョン・エリス・ブッシュ)氏について、言及した。「もし、ジェブが2016年の大統領選に立候補することを覚悟したならば、すばらしい候補者、偉大な大統領になるだろう。」
しかし、ジェブにとって兄の不人気が立候補への主な妨げで、その払しょくが課題である。
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米CNN
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