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⽇中間の⺠間交流事業-佐官級交流4年振りに再開 (2023/6/13 政治山)

 ⽇本財団は5⽉30⽇、⽇中間の⺠間交流事業に関する概要説明会を開催しました。

 ⽇中平和友好条約締結45周年に当たる今年、新型コロナウイルス禍で中断されていた⾃衛隊と中国⼈⺠解放軍の佐官級交流事業が7⽉に4年振りに再開する予定とのこと。

 また、コロナウイルス禍で昨年から延期されていた笹川⽇中医学奨学⾦の35周年記念式典が7⽉28⽇に開催されることも発表しました。

 中でも佐官級交流事業は10年間の継続事業とする覚書も近く交わされる予定で、⽇本財団の笹川陽平会長も「⽇中関係が厳しさを増す中、大きな意味がある」と述べました。

左から⼩川秀興氏、笹川陽平氏、⾓南篤氏

左から⼩川秀興氏、笹川陽平氏、⾓南篤氏

 説明会の開催にあたり、日本財団 公益事業部国内事業審査チームの田中みさ氏は、以下のように述べています。

「日本財団は、長きに亘り、海外との民間交流や人材育成に取り組んできた。
とりわけ日中関係は、アジアの平和・安定に資する重要な二国間関係との認識に立ち、笹川平和財団や日中医学協会と協力しながら、国際情勢に左右されることなく、軍事、医療分野等における交流事業を実施してきた。

専門分野における交流に留まらず、お互いの国や文化を知る機会を併せて提供することにより、信頼関係が構築され、深められてきた。佐官級交流の再開や式典の開催を機に、互いが『学び合ってきた』歴史と、これからも『学び合う』姿勢を再認識し、将来の二国間関係を担う人材の育成やその活躍の場の広がりに繋がることを期待する」

開催⽇時と場所

⽇時:2023年5⽉30⽇(火)14時~15時
場所:日本財団ビル1階(東京都港区)
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2023/20230530-89432.html

日本財団について

痛みも、希望も、未来も、共に。 日本財団は 1962 年、日本最大規模の財団として創立以来、 人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、 幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/

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