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[東京・世田谷区]3つの機能が連携する世田谷若者総合支援センターがオープンしました (2014/10/3 東京都世田谷区)

関連ワード : 世田谷区 労働・雇用 広報紙 東京 

 ひきこもり等で悩んでいる若者やその家族に対する相談・支援を行う「メルクマールせたがや」が9月1日にオープンしました。先行して開設している「せたがや若者サポートステーション」「ヤングワークせたがや」と連携し、生きづらさを抱える若者の自立や就労を総合的に支援していきます。

問い合わせ 若者支援担当課 電話 5432-2585  FAX 5432-3050

ひきこもり等で悩む若者や家族を支援するメルクマールせたがや

対象者:中高生世代~39歳の区民及びその家族

個別相談(電話予約制。必要に応じて訪問相談も可)をはじめ、活動ルームでの居場所支援活動やプログラムの実施、家族を対象にした講演会や交流会を開催します。

問い合わせ 電話 3414-7867  FAX 6453-4750

せたがや若者サポートステーション

対象者:15~39歳の方及びその家族

就職や職業的自立に悩む若者及びその家族に対し、個別相談や各種セミナー、体験プログラム等により、就職活動の準備段階からの支援を行っています。

問い合わせ 電話 5779-8222  FAX 3424-7786

ヤングワークせたがや

対象者:15~39歳の方

若者が就職への視野を広げ、具体的な目標を持って就職活動に臨めるよう、職場見学や仕事体験など、実践的なプログラムを提供しています。

問い合わせ 電話 6805-2262  FAX 3424-7786

なぜ、若者支援なのか(世田谷区長 保坂 展人)

 区に若者支援担当課を設置したのは、昨年4月でした。今年度からは、「子ども部」の名称を「子ども・若者部」に変更し、腰をすえて、若者支援政策を進めようとしています。

 私が若者だった約40年前は、行政による支援などほとんどない青年期を過ごしました。同世代からは、「若者を甘やかさない方がいい。若者支援なんて疑問だ」という声も聞きます。

 区の若者支援をテーマにしたシンポジウムに出席の宮本みち子放送大学副学長は、「親は若者の環境が大きく変わったことを自覚しなければ。職場環境や競争は大変厳しい。若者支援は行政の責任です。放置していたら将来大変なことになります」と指摘されました。

 精神科医の斎藤環さんによると、「年3万人台と言われた自殺者は3年前から減り始めたが、若者は減っていない。若者の死因の一位が自殺で、就活疲れも目立つ」とのことです。

 今、若者支援の窓口をつくり、生きづらさを抱える若者たちに会話の場や相談の機会を提供することで、時間をかけ次第に自分を取り戻していく若者たちが出てくることと思います。

情報:世田谷区 区のおしらせ せたがや(平成26年9月15日号)

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世田谷区の広報紙から
[東京・世田谷区]「世田谷区子ども基金」助成事業の募集(平成26年度第2回目)(2014/8/27)
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