[長崎県]「第2回ドローンサミットin長崎」を開催 (2023/12/6 株式会社ぎょうせい)
長崎県(132万100人)は、2023年9月7日、8日、経済産業省と国土交通省との共催で「第2回ドローンサミットin長崎」を開催した。ドローンなど空のモビリティをテーマにしたパネルディスカッションや最新機器の展示とデモフライトなどを通じて、ドローンなどへの理解促進を図るとともに、社会実装をより一層加速させるのが開催の目的。
長崎駅隣接のコンベンション施設「出島メッセ長崎」で行い、企業や自治体、関係団体等の職員、市民など多数の来場者があり、ドローン等への関心の高さがうかがえる催しとなった。
7日に行われたパネルディスカッションでは、有識者や自治体、事業者によるトークセッションでドローン活用の現状と課題、将来への期待などが熱く語られた。2日間行われた展示会には、ドローン・空飛ぶクルマ等の関係企業や自治体など約80の企業・団体が出展した。また、さまざまなデモンストレーション施。五島列島でドローンによる医療用医薬品の配送サービスを展開しているそらいいな㈱の協力を得て五島列島から長崎市内まで片道100km超のドローンのレベル3によるデモフライトを初公開したのをはじめ、㈱ACSLの国産ドローン「蒼天」の体験会やSIP3自律型洋上中継機(ASV)の無人航走、衛星システム「みちびき」対応ドローンによる飛行点検を行った。全国で最も離島が多い長崎県は陸上輸送等に課題を抱えていることから、ドローンなど新たなモビリティへの期待が高まっている。
(月刊「ガバナンス」2023年10月号・DATA BANK 2023より抜粋)
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