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[三重県]DXを推進するワンストップ相談窓口をスタート (2022/1/3 株式会社ぎょうせい

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 三重県(181万3900人)は、県内外のDX(デジタルトランスフォーメーション)を牽引する専門家や企業と連携し、住民や県内事業者、行政機関のDXを推進するため、「みえDXセンター」を設置するとともに、ワンストップ相談をスタートした。

 同センターは、DXを圧倒的なスピードで推進するためのワンストップ相談窓口として、「みえDXアドバイザーズ」「みえDXパートナーズ」に登録された県内外のDXを牽引する18人の専門家や11社の企業と連携。「組織内のオープンコミュニケーションを促進したい」「DX推進の必要性を社内に浸透させたい」など、DXに関する様々な相談について、ワンストップで受け付け、相談者の課題解決を後押しすることをコンセプトとしている。

 また、デジタルデバイド(情報格差)解消のため、「みえDXパートナーズ」に登録された携帯電話事業者と連携して、スマートフォンの操作方法やデジタルサービスの利用方法といったデジタルに関する学びの場づくりの促進などにも取り組んでいくとしている。

 あわせて、県のDX推進に関する取組みの方向性や事業の進捗について、最高デジタル責任者及びデジタル社会推進局に対し意見や助言を行う有識者で構成する「みえDXボード」も設置する。県では、同センターの設置により、県民や県内事業者、行政機関(市町・県)がDXに取り組むための「第一歩」を踏み出すことを応援し、「あったかいDX」を体現していくとしている。都道府県として、事業者や行政機関だけではなく、住民も含めた幅広い相談者を対象としたDXに関するワンストップ相談窓口の設置は全国初という。

 相談方法は、同センターのHPの相談フォーム(三重県電子申請・届出システム)から必要事項を記入の上、申し込むというもので、予約制。

(月刊「ガバナンス」2021年11月号・DATA BANK2021)

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