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[葛飾区]全国清涼飲料連合会と「ボトル to ボトル」で協定を締結 (2021/7/3 株式会社ぎょうせい

ペットボトル

※写真はイメージです

 東京都葛飾区(46万4600人)は3月17日、一般社団法人全国清涼飲料連合会とペットボトルを水平リサイクルする「ボトルtoボトル」で連携・協力するための協定を締結した。区市町村が「ボトルtoボトル」で同会と連携するのは全国初。区は「ボトルtoボトル」を徹底することで、脱炭素社会の実現につなげたい考え。

 今回のスキームでは、区が回収したペットボトルを全量水平リサイクルする。2021年度は、約1700tのペットボトルの回収を見込む。その場合の水平リサイクル量は、リサイクル過程で80%に目減りすると仮定し、500mlペットボトル約6800万本に相当するという。区のペットボトルの水平リサイクル率は、これまで約5%だった。

 区は昨年2月、都内区市町村に先駆け、50年までに温室効果ガスの実質排出量ゼロを目指す「ゼロエミッションかつしか宣言」を実施。今回の協定は、同宣言の取り組みの一環となっている。

(月刊「ガバナンス」2021年5月号・DATA BANK2021)

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株式会社ぎょうせい
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。