[兵庫・宝塚市]AIとLINEを活用した実証実験を実施 (2019/5/29 株式会社ぎょうせい)
兵庫県宝塚市(23万4700人)は、AIとLINEを活用して、24時間いつでも質問を受け付け自動応答することができる「チャットボット」の実証実験を実施した。
防災関連、就園就学関連、図書館案内、各種届出手続きなどのよくある質問を中心に、880件の回答を登録し、AIが質問された内容と結びつけ自動応答する。実証実験後、利便性の向上やAIの回答精度による利用者満足度、システムの構築・運用に関わる業務負担、職員の電話・メールの対応時間の削減などを検証し、事務の効率化や費用対効果といった、今後の検討材料とする。
AIは、親しみを持ってもらうため仮想職員「ロボ塚 宝(ろぼづか たから)」と名付けられ、PRの一環として「ロボ塚 宝」のLINEスタンプを販売した。
(月刊「ガバナンス」2019年4月号・DATA BANK2019)
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