[北海道]「飲酒運転根絶誓約書」の提出を義務付け (2016/11/16 株式会社ぎょうせい)
北海道(543万1700人)は、「飲酒運転の根絶に関する条例」が制定され、飲酒運転根絶に向けて取組みが推進される中、道庁職員、警察官、教職員の飲酒運転による検挙や逮捕が続出していることから、さらに再発防止策を打ち出した。
飲酒運転根絶の日である7月13日から9月30日までを「飲酒運転根絶取組強化期間」としたほか、全職員に「飲酒運転根絶誓約書」への記名・押印を義務付け、職員としての決意表明と規範意識の確認を行った。
さらに、職員の酒気帯び運転による検挙の報告が知事に報告されるまで時間がかかったことから、人事課内に交通違反速報室を設置。事故発生から24時間以内に報道発表を行うことにした。
(月刊「ガバナンス」2016年10月号・DATA BANK2016)
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