露外相がトルコに質問「戦闘機撃墜、米国の同意を得たか」  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トップ    >   記事    >   フィスコ    >   露外相がトルコに質問「戦闘機撃墜、米国の同意を得たか」

露外相がトルコに質問「戦闘機撃墜、米国の同意を得たか」  株式会社フィスコ 2015年11月26日

関連ワード : トルコ ロシア 

中国メディアはこのほど、トルコが25日にロシアの戦闘機を撃墜した事件について、ロシア側がこの事件の背後に第三国の挑発があったとみていると報じた。ただ、ロシア側はトルコとの戦争を望んでいないことを強調した。また、トルコのエルドアン大統領も、ロシアとの関係悪化は望まない考えを表明した。

ロシアのラブロフ外相は、両国民の友好関係が今回の事件によって悪化しないとの見方を示した一方、トルコと署名した一連の協議をもう一度見直す可能性があると発言した。また、同外相は、ロシア戦闘機を撃墜する前に米国からの同意を得たかどうかについてもトルコ側に質問したと報じられた。ただ、トルコ側はこの質問についての回答を控えたという。

ラブロフ外相は、北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)が今回の事件に対する反応がおかしい点が多々存在していると指摘。トルコがロシアの戦闘機を撃墜したことを隠蔽しようとする行動が目立っていると批判した。また、ロシア政府は、今回の戦闘機撃墜が国際法に違反しており、ロシアに対する非常に友好的ではないと反発した。

<ZN>

株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
関連ワード : トルコ ロシア