政治から読み解く【経済と日本株】松田公太参議院議員:東芝事件は日本の根本的な問題を露呈している  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

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政治から読み解く【経済と日本株】松田公太参議院議員:東芝事件は日本の根本的な問題を露呈している  株式会社フィスコ 2015年7月23日

関連ワード : 松田公太 

松田公太参議院議員(日本を元気にする会代表)は自身のブログで東芝の不正会計問題について「この組織的な不正経理で露呈されたのは、社内コンプライアンスが徹底されておらずガバナンスも機能していなかったという一言では片づけられない、日本社会の根本的な問題だと思います。」と指摘した。さらに、「2013年東証の制度改正で監理銘柄から特設注意市場銘柄という指定ポストができました。この改正も大企業を守る為であり、問題点が多々あると思います。東芝はそこに入れられて社内改革を試みるとのことですが、刑事事件へ発展するのか、上場廃止になるのか、今後の動きを注視していきたいと思います」と締めくくった。

松田議員は、本件が最終的にどう処理されるかを注目しており、結論次第では、日本の株式市場に対する海外投資家の信用度が下がってしまう可能性があると懸念している。しばらく前までは、「東芝の上場廃止はない」という見方が市場の大多数を占めていたようだが、今後の動向には注意が必要か。

<MK>

株式会社フィスコ
株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。
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