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政治から読み解く【経済と日本株】:岸本周平氏「GPIFの運用変更の問題点などを議論」 株式会社フィスコ 2014年11月7日
衆議院議員の岸本周平氏が「今週は、連日、経済産業委員会の審議でおおわらわ。今日はGPIFの運用変更の問題点などを議論。GPIFのガバナンスはひどくて、誰も運用の責任を取れません。ガバナンスの改革もせずに、国民の虎の子の年金資産を株式という高いリスクにさらしてはいけない。GPIFの前身の年金福祉事業団は資産の自主運用事業を赤字で閉めました。累積の損失は約1兆8千億円に及びますが、誰も責任を取っていません。」とフェイスブックでコメントしている。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による運用比率変更の内容が発表されたのは10月31日。奇しくも日銀がサプライズ緩和を発表したタイミングと同じとなった。関係者はともに偶然としているが、市場関係者は「まるで示し合わせていたかのような絶妙な間」と指摘している。
市場ではこの2つのビッグイベントを受けて「ダブルバズーカ」とも表現されており、どちらが欠けてもここまでの日経平均の上昇及び為替市場の円売りは進まなかったと見られる。結果として「偶然」のタイミングとなったが、日本株を売っていた海外勢からするととんでもない「偶然」と言えよう。
<MT>
- 株式会社フィスコは、投資支援サービス等を提供するプロフェッショナル集団です。2013年4月19日に、インターネットを使った選挙活動を解禁する公職選挙法の改正に伴う新たなコンテンツ提供を発表し、各政治家の発言要約や影響分析のコンテンツ提供を開始しており、その付加価値向上に取り組んでいます。