政治から読み解く【経済と日本株】：日本維新の会片山虎之助氏「新成長戦略はE評価」 株式会社フィスコ 2014年1月1日
日本維新の会の片山虎之助参議院議員は、「安倍首相の側近がアベノミクスについて、第一の矢「金融超緩和」はA、第二の矢「財政出動」はB、第三の矢「新成長戦略」はEと評価し、全体でABE(アベ)としたという話です。評価は私も同意見で、第三の矢がいかにも弱過ぎます。」とツイートしている。
この側近とは浜田宏一内閣官房参与のことだが、このABEの話には続きがある。「Fにすると落第でわたしもクビになってしまう」と浜田内閣参与は付け加えている。今年発表された成長戦略に対する評価は「既得権益」の岩盤に跳ね返されたとのイメージが強く、市場では物足りなさに失望との声も多かった。 年明け6月に新たな成長戦略が発表されるとの見通しだが、海外投資家さらなる規制緩和や法人税減税などを期待している。春先から伝わるであろう成長戦略第2弾の観測報道で様々な銘柄が動意付くこととなろう。2013年大納会、日経平均は9日続伸で取引を終えた。「馬尻下がり」と言われる2014年、大発会はご祝儀相場となるのだろうか？ ＜MT＞
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