政治から読み解く【経済と日本株】：河野俊嗣宮崎県知事「九州道の整備が前倒し！」 株式会社フィスコ 2013年12月26日
河野俊嗣宮崎県知事が、「九州道の整備が前倒しされます！国土交通省から発表があり、「北浦から須美江」間が1年前倒しで今年度中に、「佐伯から蒲江」間が1年前倒しで来年度中に開通する見込みとなりました。いよいよ今年度中に、宮崎市以北の県内区間が全て開通し、来年度には、宮崎市から北九州市までの約320kmがつながります。この距離は、ほぼ北九州市から鹿児島市までの九州道と同じ。ようやく「東九州の新時代」を迎えることになります。」などとフェイスブックでコメントしている。
上記の区間は何度か利用したが、高速道路に乗っては降りてを繰り返すなど不便な思いをした記憶がある。今後、南北が開通したことから大型トラックなど輸送面で大きな改善につながるとの見通しだ。地方では断ち切れとなった高速道路が多々残っているが、長期政権が見込まれる安倍政権では、こうした高速道路が続々と開通する可能性がある。
昨日、2014年度予算案が閣議決定されたが、公共事業費は5兆9685億円と前年比12.9％の大幅増となった。足元の日本経済は公共事業を中心とした官による需要に依存した格好となっていることで、かつての自民党政治への回帰と揶揄する声もある。とはいえ、地方など車が主要な交通手段となっている場所には道路は必要だ。来年3月の年度末に都心を中心としたよく分からない道路工事が減少するか注目したい。 ＜MT＞
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