ドル・円目標値:124円 株式会社フィスコ 2013年11月29日
関連ワード : 金融経済
ドル・円は、テクニカル分析では、「斜行三角形」が完成していることで、目標値124円14銭(2007年安倍第一次政権の高値)が点灯している。
日米の金融当局のバランスシートでは、2013年4月の黒田日銀総裁による異次元の量的・質的金融緩和を起点とした場合、2013年12月末の想定レートは、105円となる。
ドル・円は、過去2回の消費税引き上げを受けて、円安に反応している。
1989年4月、竹下内閣は、消費税(3.0%)を導入したが、ドル・円は、翌年1990年4月にかけて、160円35銭まで上昇した。
1997年4月、橋本内閣は、消費税を3.0%から5.0%へ引き上げたが、ドル・円は、翌年1998年8月にかけて、147円64銭まで上昇した。
安倍内閣は、2014年4月に消費税を5.0%から8.0%へ引き上げるため、2014年のドル・円は上昇トレンドを継続すると予想される。 <MY>
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