[三重]大紀町長選 服部氏が新人の一騎討ちを制して初当選、町議11人の顔ぶれも決まる (2021/3/1 政治山)
任期満了に伴う大紀町長選(三重県)は28日投開票され、無所属の新人で元副町長の服部吉人氏(62)が3643票(得票率61.9%)を獲得し、無所属の新人で元町議の柏木昭久氏(65)を破って初当選しました。
服部氏は旧大内山村(現大紀町)生まれ、三重県立相可高等学校卒。建設会社勤務を経て、旧大内山村役場に勤務、学校教育課長、教育長などを歴任。2014年から副町長を務めました。任期は3月13日から4年間です。
また同日には任期満了に伴う町議選も投開票され、定数11に対し14人が立候補、現職7人、新人4人が当選しました。平均年齢は66.36歳、党派別では共産1、無所属10で、女性は1人。任期は3月13日から4年間で、議員報酬は月額20万万円(2019年時点、全国町村議会議長会調べ)です。
当日有権者数は7236人。町長選の投票率は、選挙戦となった前々回(2013年)を2.81ポイント下回る82.21%でした。
大紀町は、2015(平成27)年の国勢調査によると、総人口は8939人で、人口増減率がマイナス9.21%、平均年齢は56.72歳で全国1643位、県内28位です。総務省の「地方財政状況調査」(2019年)では、予算規模は歳入が74億3829万円、歳出が70億7103万円です。
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