米中間選挙、いよいよ投票開始 激戦州を制するのは・・・? ネット選挙ドットコム 2014年11月6日
米国で4日、上下両院議員や州知事らを選ぶ中間選挙がはじまった。中間選挙は4年ごとに行われる大統領選挙の中間の年に一斉に実施され、上院(任期6年)の3分の1、つまり100議席中36議席と下院(任期2年)の435議席全てが改選される。さらに、任期が満了した36州の州知事選も行われた。
下院は現在、共和党が過半数(233議席)を占め、それを維持することが確実視されている。一方、上院で民主党が過半数を維持できるかどうか、共和党が過半数に達することできるかが最大の焦点となっている。共和党が6議席増やせば、多数派になる。
激戦になると予想される州がカギを握るとみられる。そこで、いくつかの激戦州を紹介しよう。まずは、ケンタッキー州。共和党候補は同党重鎮のミッチ・マコーネル氏、民主党候補はアリソン・ランダーガン氏。最新の世論調査によると、マコーネル氏が3%リードしているという。
次にノースカロライナ州。この州での選挙戦は全米で最も高い選挙戦となった。民主党候補はケイ・ハゲン氏、共和党候補はトム・ティリス氏。ティリス氏は、莫大な資金とエネルギーをつぎ込み、世論調査ではわずかな差でリード。
ルイジアナ州は、過半数を取る候補者がいない可能性があり、12月6日の決選投票にもつれ込む可能性が大だ。民主党候補はメアリー・ランドルー氏、共和党候補はビル・キャシディ氏。
激戦になるとみられるその他の州は、アラスカ州、コロラド州、アイオワ州、カンザス州、ルイジアナ州、ニューハンプシャー州、ジョージア州などだ。
(画像はイメージです) Image:by Government & Heritage Library, State Library of NC
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