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政治から読み解く【経済と日本株】:佐藤正久氏「オバマ政権は厳しい議会運営に」  株式会社フィスコ 2014年11月5日

関連ワード : アメリカ 中間選挙 佐藤正久 

参議院議員の佐藤正久氏は「米国中間選挙、速報では共和党が上下院両方で過半数を占めたという。今後、オバマ政権は厳しい議会運営を強いられる可能性が高い。直ちに日米同盟への影響は考えにくいが、米軍の活動への影響等に注視したい。」とツイートしている。

米国では中間選挙の開票が行われ、日本時間朝方から続々と勝利者の名前が速報として流れているが、共和党の候補者の名前が多い。13時40分頃には上院の過半数を8年ぶりに奪回したと伝わるなど上院、下院ともに野党共和党が過半数を獲得した格好に。

日本では衆議院と参議院で第1党が異なるネジレ国会となっていたが、昨年ようやく解消された。決められる国会運営をポジティブ視する声もあったが、今後の米国では両議会の過半数を野党が握り政権が民主党といった凄まじいネジレが生じる。オバマ大統領は難しい政権及び議会運営を迫られることとなる。

米国では、オバマ大統領は戦後最低の大統領の一人とされているようだ。シリアやウクライナなど外交面での失点やオバマケアに対する評価が低い。また、ウォール街を中心に様々な規制を進めたことなどから、ウォール街からの支持率は10%少しと不人気だ。09年の大統領就任以来、経済の立て直しを図り、NYダウが史上最高値圏で推移していることは評価の対象外となっている様子。

<MT>

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