【選挙】山口県知事選、自公推薦の村岡氏が初当選！ ネット選挙ドットコム 2014年2月26日
新人3人による争い
山本繁太郎前知事の辞職に伴う山口県知事選が23日に行われた。投開票の結果、自民党と公明党が推薦する無所属・新人の元総務省財政企画官村岡嗣政氏（41）が初当選した。
県知事選は新人3人による争いで、生活の党が推薦する元衆議院議員の高邑勉氏（39）と共産党の藤井直子氏（61）を抑えての勝利。投票率は38.82％で、2012年7月に行われた前回（45.32％）を6.5ポイント下回った。
村岡氏は28万6996票を獲得。高邑氏は11万5763票、藤井氏は4万6402票という結果だった。
原発は争点にならず
今回の県知事選は先月、山本前知事が病気療養に専念することを理由に辞職したことを受けて、行われた。選挙戦では、高邑氏と藤井氏が、中国電力（広島市）が計画している上関原発計画の撤回と原発予定地の海面埋め立て免許の失効を主張。一方、村岡氏は自身の判断を明らかにせず、選挙後に選択できる可能性を残した。そのためか、原発に関する議論は、盛り上がりに欠ける結果となった。
当選から一夜明けた24日午前、村岡氏は山口県下関市で記者会見を開き、地域経済の活性化のため、中国地方の他県と観光振興などで連携することや、昨年の豪雨災害の復旧を急ぐ考えを示した。就任式は25日。
▼外部リンク
村岡つぐまさ 公式サイト
http://t-muraoka.jp/
山口県知事選挙 確定開票状況
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/senkyo/data/
山口県 ホームページ
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/
