【海外】カプセルホテルは“お棺型ホテル” 英国での建設計画に対する反応とは NewSphere(ニュースフィア) 2014年2月24日
英サン紙は、ロンドンで日本式カプセルホテルの建設計画が進もうとしている、と報道した。
場所はロンドン中心部のキングスクロス駅。イギリス国内はもちろん、フランス・パリ、ベルギー・ブリュッセルなどを高速鉄道で結ぶ、ハブ駅だ。日本の東京駅に近い立ち位置といえる。
カプセルホテルは今のところイギリス国内には存在せず、今回の建設が進めば、イギリス初となる。
カプセルホテル建設の概要とは?
この建設計画は、朝一番の電車に乗りたい人達に、低価格で、最低限必要なものが揃った宿泊スペースを提供するために持ち上がったという。
ただ、実際のところ、日本のカプセルホテルとは多少違いがあるようだ。例えば、大浴場ではなく、シャワールームが完備される予定とのこと。
サン紙は、カプセルホテルのことを「お棺型宿泊施設」と表現し、安いが贅沢さも快適さもないホテルだと説明している。
カプセルホテルに対する外国人の反応は?
また、カプセルホテルは、日本の面白い文化の1つとして海外で紹介されることも多い。もちろん、宿泊代の高い東京の中で断トツの安さを誇るという理由もあって、カプセルホテルに泊まらざるを得ないということもあるようだが。
ホテル予約サイト『ブッキングドットコム』では、実際にカプセルホテルに泊まった外国人たちが賛否両論の意見を述べている。
・意外と広くていい
・安さと場所の便利さが◎
・カーテンがドアなのに危険性を感じなかった
・うるさすぎる
・大浴場じゃなくて、シャワールームをつくってほしい
今回の建設計画に対し、キングスクロス駅がある地区のローカル紙『イズリントンガゼット』は、「酔っ払いや、サッカー観戦後に興奮したファン、学生宿泊者たちが騒いでうるさくて結局眠れないのではないか。また、プライバシーは守られるのか」と言った懸念を述べていた。