【海外】ニューヨーク市長選挙、民主党のデブラシオ氏が勝利

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【海外】ニューヨーク市長選挙、民主党のデブラシオ氏が勝利ネット選挙ドットコム 2013年11月8日

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民主党の市長誕生

11月5日、ブルームバーグ市長の任期満了に伴うニューヨーク市長選が行われ、貧富の格差是正を訴えた民主党のビル・デブラシオ氏(52)が勝利した。ニューヨークに民主党の市長が誕生するのは、20年ぶりとなる。共和党の候補はジョー・ロタ氏(59)。

デブラシオ氏は、「12年にわたり市長を務めたブルームバーグ氏のもとで貧富の差が拡大した」と訴えて、現市長の路線に反対する姿勢を展開した。また、年収50万ドル(約4900万円)以上の高額所得者に新たに課税した分の予算を教育にあてることなどを公約に掲げた。

NYPDに黒人本部長誕生か？

白人や黒人、ラテン系など多民族都市であるニューヨークにおいて、黒人の妻を持つデブラシオ氏の家族構成が、選挙戦では有利に働き、有権者のほぼ4分の3が、デブラシオ氏に投票した。

今、ニューヨーク市警(NYPD)の本部長に誰がなるかが憶測されている。移民系民族が、警察への信頼を取り戻すためにも、初めて黒人の本部長が任命されるのではないかと推測される。

ニューヨーク市長選以外には、バージニアとニュージャージーの州知事選、ボストンとデトロイトの市長選、アラバマ州では下院補欠選挙の決選投票が実施された。

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