【政治家動画/青森県】
政治家tube 弘前市長選挙(2014年4月13日投票) 葛西 憲之氏 (2014/4/3 政治山)
<議員メッセージ全文>
- 名前
- 葛西憲之
(かさい・のりゆき) - 生年月日
- 1946年11月3日
- 血液型
- O型
- 好きな言葉
- 創意、誠意、同意
- HP・ブログ
- ホームページ
自己紹介
私は、弘前市生まれで育ちも弘前です。故郷が弘前ということです。しかし、私は中学校を卒業してすぐ函館に行きました。ですから、函館からこの故郷を見るというような、そういうことも養われたのかなとこういうふうに思っています。そういう目というのも大事だな、そう思っています。ちょうど、函館高専(函館工業高等専門学校)という学校ができて、その1期生になりました。それで、土木の技術屋として、ずっとこれまで過ごしてきました。その後、中央の建設会社に就職しまして、そこでいろいろな体験をしました。民間でいろいろ揉まれ、そしてその後、県庁に入りました。県庁でもまたいろんなプロジェクトをやりました。土木の技術屋として、いろんな仕事をして、様々な成功体験を皆さんと共に共有しながら、「仕事というのはおもしろい」ということを実感して、これまでやってきました。
そういう意味で、私はこの天職としての「技術」ということを縦軸にして、横型社会の対応ということをずっと考えていて、そしてその縦軸の技術というものが、いくつも専門性を持っておれば横型の対応っていうのは素晴らしく水平展開できる、私はそんなことを思いながらやってきました。私は元々技術屋なので、A~Zの地点までいかに速く辿り着くことができるか、このことをずっと腐心してやってきて、そのことが今の弘前市政へ充分に影響力を及ぼしている、そういう意味でマニフェスト、これをPDCAサイクルを回しながらアクションプランとしてこれを作り、そしてアクションプラン2010、2012、2013という形で進化・成長させてきた。そういう形で、私はこの「決断」と「スピード」と「発想」と、この3つをキャッチフレーズに、これまで市政の運営をやってきたということです。
プライベートなことも言わないといけないと思いますが、私は、お酒も普通に飲みます。とにかく、日本酒というのはおいしすぎて、つい飲み過ぎる。ですから、最近はワインです。カラオケもやります、村下孝蔵の「踊り子」、大好きです。そんなほんわかしたところもある、この私です。よろしくお願いします。
弘前市をどのような街にしていきたいか?
まず、私は4年前に、とにかくこのままの弘前、これはもう沈没する、そんな懸念を持ちました。それで、市長選に立候補して、この4年間というもの市政に邁進してきました。7つの約束と100の施策、3つの緊急事業(「子育て」「健康」「雪対策」)というような形でこれまで取り組んできましたけれども、最後の私の究極の街づくりのイメージは、「子どもたちの笑顔あふれる弘前づくり」、そういうことです。それを進めるにあたって、私いつも重要視しているのは3つです。「決断」ということと、「スピード」ということと、そして「発想」、この3つをいつもこの胸の中に抱き込みながら、反すうしながら進めてきました。
おかげさまで、この7つの約束については、私のマニフェストをアクションプランに落とし込んで、そして計画として実行してきました。これの自己評価が、着手率100%、そして達成率で86%というところまできました。こういう形で格段に、市民の皆さんが市政に参画してくれる、こういうことが生まれてきました。市が、行政が、今どこに進んでいくのか、ということについて見える化を図る。そのことによって市民との間で化学反応が起こって、そこで様々な形でいろいろな取り組みが行われるようになった、そういうふうに思っています。ですから、この高まってきた「市民力」を結集して、次の時代に向けての情報発信はもちろんのことですが、弘前の取り組みを大きく前進させていかなければならない、そう思っています。
一つ、私に一番大きな懸念があるのは、人口減少の問題です。この人口減少の問題というのは、弘前市18万人から14万人にまで減るというようなことが言われています。これに対してどう対処していくのかということです。すべての弘前が持っているアドバンテージ、例えばお医者さんの数が多いとか、神社仏閣が多いとか、洋風建築があるとか、昭和の前川建築があるとか、そういったことすべて失われる。だから私は、この人口の減少していくトレンドというふうなものに真っ向対決したい、そう思っています。そこで、子育てとか、あるいは健康だとか、あるいは雪対策とか、こういったことに集中的に施策を展開して、そしてその政策が効いてくると、人口が横ばいになっていく、あるいは今後人口が増えていく。人口が増えていくというような状況を作り出すことによって、持続発展可能な弘前という街をつくっていきたい。外部環境の変化に惑わされないような、そんな街を私は目指していきたい、そう思っています。
若者に将来期待すること
私の周りには、沢山の若者が溢れています。それで、いろいろな取り組みがされています。4年前に比べたら、格段の差だなと思っています。市政と若者たちの間の距離が縮まってきたな、そう思っています。ですから、これを伸ばしていきたいと思っています。もしかしたら、それだけでいいのかもしれないです。望むことと言えば、やはり私は、まず「やんちゃ」であってほしいなと思います。意欲的で挑戦的で、そしてあまり利口にならない。そんなことがあってもいいのではないでしょうか。
行政と若者の距離感が縮まっていくと、そこに、いろいろな信頼関係が生まれてきますし、そして自らの考えで自らが判断して自らの責任において取り組んでいく。そうすると、その輪が大きく広がっていくと、必ず、これは市民を巻き込むことになります。そういう担い手になってほしいのです。そういう形で、この弘前の街にいろいろな化学反応が起こってくると思います。若者が動くことによって、そこに市民が巻き込まれていく、そしてその輪がまた大きくなっていく。そういうことによって、行政とその連動というものが、大きく広がっていくと思います。
そしてもう一つ私が期待しているのは、若者はいつまでも若者でいられない。必ず進化・成長していきます。そしてその時に、今度は次の世代の若者、これをいつも自分のそばに置いて、そしてその次の世代の若者たちを、ぜひまた集めて、そしてその輪をもっともっと大きく広げていってほしい、そう思います。そうすることによって、持続的な若者の取り組みということがこの市政に定着し、どんどんどん大きな密接な関係をもって消化され、進化・成長していくと思います。やんちゃであってほしい、そして何でも意欲的にチャレンジする、そんな若者であってほしい、そう思いますね。ありがとうございます。
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※メッセージ全文は、学生団体「選挙へGO!!」が動画の内容を文字に起こしたものです。
読みやすくする目的で、文体を統一したり、改行を入れた部分があります。
この動画は、学生団体「選挙へGO!!」と日本青年会議所 青森ブロック協議会 自覚ある地域・社会創造委員会が、3月30日時点で2014年4月13日投票の弘前市長選への立候補を表明している方を対象に、企画への協力依頼・撮影を行いました。
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