[佐賀・佐賀市]【働く女性の注目記事】元気なシニアが町を支える!「諸富町老人クラブ大運動会」 (2017/9/7 秋山ゆう子)
この記事は「市報さが 平成29年9月1日号『諸富 第24回諸富町老人クラブ大運動会』」を紹介し、コメントしたものです。
市報さが(平成29年9月1日号)では、「諸富町第24回諸富街老人クラブ大運動会」が告知されています。例年、約1000人が参加する大盛況の運動会で、地域の交流の場になっているそうです。元気なシニアが町のコミュニティを支えていることがうかがえます。
2016年の総務省の統計データによると、70歳以上の人口は2415万人にのぼり総人口の19.0%を占めています。健康寿命も延びているため、ボランティアなどで社会参加する高齢者の姿を目にする機会も増えました。
しかし、高齢者の活躍の場が増えるとともに、地域の老人クラブや老人会の会員数が減少しているという現象が起きているそうです。「リタイア後まで組織にしばられたくない」「まだ『老人』と呼ばれるのは抵抗がある」など、その理由はさまざまです。確かに、現代のアクティブシニアにとって『老人』という響きが、しっくりこないのは頷けます。趣味や特技が多彩な高齢者とって、画一的な自治体の交流組織が合致しない時代になっているのもかもしれません。
さりとて、諸富町の大運動会のように、同年代の地元住民が一斉に集い、身体を動かしながら汗を流すイベントは、楽しみであり励みになることでしょう。地域交流が活発な町は、人の繋がりを強くします。今年も笑顔あふれる大運動会の成功を期待します。
- [参考]市報さが 平成29年9月1日号