[東京・東村山市]東京都議会議員選挙 (2017/6/30 本田正美)
この記事は「市報ひがしむらやま 平成29年6月15日号『東京都議会議員選挙』」を紹介し、コメントしたものです。
7月2日は東京都議会議員選挙です。小池都知事の誕生もあって、都議会に注目が集まる中での選挙になります。
今週取り上げるのは、都議会議員選挙に関する記事を掲載している東京都東村山市です。
記事では、まず「東村山市で投票できるかた」と、誰が東村山市で投票出来るのかを説明しています。以下、投票の方法を紹介した後に、候補者のポスター掲示板や選挙公報の存在の告知、さらには入院先での投票方法や転入転出時の手続き、郵便等による不在者投票や遠隔地での不在者投票まで詳しく説明がなされています。期日前投票についても説明があって、期日前投票の場所や時間も明記してあります。
投票日に欠かさず投票所に投票に行く人は別として、例えば今回は期日前投票をしようという人、転入してきた人など、投票にあたって改めて確認しなければならないことがあります。確認するべきことがあると、つい面倒になって、「今回は投票しなくてもよいか」となってしまうところですが、都の行く末を決める大事な選挙です。一人でも多くの人が投票に足を運ぶような環境づくりが必要となるでしょう。その環境づくりに、この広報紙の記事も役に立っていると思います。もちろん、マイ広報紙に掲載されているので、都議会議員選挙の投票に関するキーワードでWeb検索した際には、この記事が上位に表示され、詳細を知ることが出来ます。
18歳に選挙権が与えられて最初の都議会議員選挙になりますので、今回は高校生の一部も投票を行います。それも見据えてか、東村山市の記事は丁寧に投票について説明しているように見受けられます。ただ、丁寧な説明は誰に対しても意味のあることで、常にこのような丁寧な説明がなされることを期待したいところです。
- [著者]東京工業大学環境・社会理工学院研究員/東京大学大学院情報学環客員研究員 本田正美
- [参考]市報ひがしむらやま 平成29年6月15日号