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[滋賀・多賀町]禁煙は“精神的に余裕のある時期に始めること”がコツ! (2017/5/9 金井茂樹)

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この記事は「広報たが 2017年5月号『そろそろタバコやめませんか? STOP! 受動喫煙』」を紹介し、コメントしたものです。

広報たが 2017年5月号

毎年5月31日は、世界保健機関(WHO)が制定した禁煙を推進するための「世界禁煙デー」です。また5月31日から6月6日までの1週間は、「禁煙週間」とされています。禁煙を含めた“たばこ対策”は生活習慣病予防に必要な行動の第1位です。ちなみに、2位が減塩、3位が運動不足解消です。自治体は市民の健康維持・増進のために、禁煙キャンペーンをはじめパンフレットや広報紙などさまざまな媒体を使って“たばこによる健康への影響”を訴えています。

今回は、たばこに関連した記事のなかから滋賀県多賀町「広報たが」2017年5月号の「そろそろタバコやめませんか?STOP!受動喫煙」を取りあげます。この記事では、たばこの煙、とくに高濃度の有害物質を含む「副流煙」(火のついた先から立ち上る煙)の危険性が解説されるとともに、禁煙のチャレンジ方法が紹介されています。禁煙への取り組みには、喫煙習慣の見直しやニコチンガム・パッチ、禁煙外来による医師のサポートなどがあるそうですが、“精神的に余裕のある時期に禁煙を始める”ことがコツだそうです。ある調査によると、たばこを吸う成人の割合が19.3%になり右肩下がりで減少しているそうです。その要因はいろいろ考えられますが、禁煙を促す記事を継続して掲載している自治体広報の役割は決して小さくないと思います。

主流煙に対して副流煙に含まれる有害物質の成分比率は、発がん性物質であるタールが3.4倍、中毒症状を招くニコチンが2.8倍含まれるそうです。また、最近はタバコを消した後にその場に残った残留物から有害物質を吸入する「三次喫煙」にも注意が必要とされています。たばこと健康に関してはさまざまな研究が行われていますので、自治体広報紙にはこれからもたばこ対策の記事を継続的に掲載してほしいと思います。

☆滋賀県多賀町の観光情報
多賀町のイベント、観光スポット、歴史・文化などを紹介した「多賀観光協会」ホームページはこちらです。

  • [筆者]「自治体広報広聴研究所」代表、公共コミュニケーション学会会員、元自治体職員、東京都在住 金井茂樹
  • [参考]広報たが 2017年5月号
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