[埼玉県]プラネタリウム投影 (2016/8/22 あんびるえつこ)
この記事は「埼玉県広報情報(2016年8月1日~8月15日公開)『プラネタリウム投影』」を紹介し、コメントしたものです。
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夏休みも、もう終盤。最後の思い出作りといきたいところですが、肝心のレジャー費が心もとなくなる時期でもありますよね。そんな時の強い味方が、公共施設! お手ごろな費用で楽しめ、加えて少しお利口にもなれる…。博物館などの公共施設は、そんな魅力的な場所です。
ただこの公共施設、数が少ないのが玉に瑕。すでに地元のものは行きつくしていたりするのです。そこで目を付けたいのが、近隣の自治体の博物館などです。
『埼玉県広報情報(2016年8月1日~8月15日公開)』に「プラネタリウム投影 ~夏休みの期間は毎日投影します~」という記事がありました。そう、こういう情報が欲しいのよ!と、私も子どもたちが小さいころなら手を叩いて喜んでしまったでしょう。「夏休みの期間は毎日」、「毎日違ったスタッフが投影を行うので、何度来ても違った宇宙の発見がある」「スマートフォン用アプリ『ポケットブックまいたま』で提供しているサービスで割引あり」…と細かい案内が書かれています。プラネタリウムがある場所までは分かっても、ここまでの情報にたどり着くのは、結構大変なものなのです。
まだ子どもたちが小さかったころ。夏休みに何をするかは大きな問題でした。当時、息子が好きだった「恐竜」に関連していて、家から近く、費用もさほどかからず、下の娘も連れて行けるところ…。プランを立てるだけでも大仕事でした。ある日、やっとたどり着いたのが、お隣の千葉県にある、とある博物館の情報。この博物館で、たまたま「恐竜の化石発掘体験」のイベントがあると知ったときの私の喜びったらありませんでした。実際、息子に参加させてみると、私の想像通り、目をキラキラさせて夢中になって石を割り、博物館の方にいろいろ質問し…。そんな姿を見て、夏休みの企画担当として、この上ない喜びに浸ったのを覚えています。
あれから、わずか10余年のことなのに、今は近隣の自治体の細かい情報が、「マイ広報紙」などのサイトによって、ワンストップで得ることができて、本当に便利になったものです。この「プラネタリウム投影 ~夏休みの期間は毎日投影します~」という記事を見て、当時の私のように心躍らせる保護者が、そして忘れられない夏休みの一日を過ごす子どもが何人いるでしょう…。情報は、人を幸せにするものでもあるのですね。
- [筆者]「子供のお金教育を考える会」代表、文部科学省消費者教育アドバイザー、神奈川県消費生活審議会委員、経済教育学会理事 あんびるえつこ
- [参考]埼玉県広報情報(2016年8月1日~8月15日公開)