[石川・金沢市]【働く女性の注目記事】災害に備える!想像して準備しよう!! ~もし大地震が起こったら~ (2016/8/17 三浦和代)
この記事は「金沢市広報「いいね金沢」平成28年8月9日掲載号『8/28(日)7:30開始 市民防災訓練』」を紹介し、コメントしたものです。
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9月1日は防災の日です。各地で防災訓練が多数催される時期だと思います。私も毎年、友人と一緒に地域の防災訓練に参加しています。参加の理由は、野菜のお土産と自衛隊の炊き出しのカレー。少々動機が不純ですが、毎年参加していることで、防災に対する意識が高まっている自負はあります。
例えば、大地震で水道が止まった時、給水車が町内を廻って配水するイメージを持っている人が多いと思いますが、私の地域では給水車は来ません。では、水の調達はどうするのかというと市内に給水拠点が6カ所あり、そこで水をもらえるそうです。
しかし我が家から給水拠点まで1キロメートル近くあり、とても重い水を運んで歩ける距離ではありません。そこで、水の備蓄として2リットルのペットボトルを多めに準備しています。これは訓練に参加して分かったこと。災害、特に大地震は「起こってみないと分からない」とか「何とかなるさ」という考えの方も多いと思いますが、想定して準備をしておくことは非常に大事です。
そういう意味で、石川県金沢市の広報紙「いいね金沢」の「8/28(日)7:30開始。市民防災訓練」を読んで、いい防災訓練だなと思いました。私の地域の防災訓練は、イベント化していて実際の訓練というよりは、自助の啓発の意味合いが強いものです。金沢市のように学校での「避難所運営訓練」や町会ごとに公園などに集まって行う「まちなか訓練」は実際の災害時に起こりえるシチュエーションを想定していて良い訓練だと思います。他の自治体もぜひ、見習ってほしいですね。