[東京・足立区]【働く女性の注目記事】夏がやってくる! 正しい知識で熱中症から家族を守ろう! (2016/6/8 野口由佳)
この記事は「あだち広報 2016年5月25日号『熱中症にご注意ください』」を紹介し、コメントしたものです。
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今年は5月の内に夏日を観測するなど、暑さを感じるのが例年より早いような気もします。かと思えば、雨が降ると長袖を着ないと寒いような日もあり……。なかなか体がついていけません。
あだち広報2016年5月25日号に「熱中症にご注意ください」という記事が出ています。「もう?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、体が暑さに慣れていないこの時期に、急に気温が上がった日こそ熱中症の危険が高いのだそうです。
熱中症に関して、意外と誤解されていることの1つに、水分補給があります。熱中症予防のために水分をしっかりとる、ということは誰でも知っているでしょう。しかし、水分と言っても水やお茶では、熱中症の予防にはなりません。たくさん汗をかいた時、体内には水分と塩分が足りなくなっています。そこに水やお茶などの水分だけを補給すると、体内の塩分濃度はむしろ低くなり、より熱中症の危険が増してしまいます。ですので、スポーツドリンクなど「水分と塩分が体にとってバランスよく含まれている飲み物」を取ることが大切です。
特に高齢者や子供は体温調節機能が弱く、室内でも熱中症の可能性があります。室温の調節やこまめな水分補給など、周りが気をつけてあげなければなりません。
これからどんどん暑く、湿度も高くなり、本格的な夏が訪れます。天気予報をチェックし、正しい知識を持って、熱中症から家族を守りたいものです。メールアドレスを登録しておけば、事前に熱中症情報を教えてくれるサービスを提供している自治体もありますので、ぜひ活用してみてください。