[島根・松江市]RubyWorld Conference 2015開催! (2015/9/11 本田正美)
私の勤務する島根大学の松江キャンパスが所在する松江市は、市をあげて「Ruby City MATSUEプロジェクト」を展開しています。
Rubyは、プログラミング言語のひとつで、まつもとゆきひろ氏が開発しました。まつもと氏が松江市在住であったことに着目し、松江市が地域ブランドの創生を目指して、「Rubyの街」を掲げたプロジェクトを展開しているのです。
今回取り上げるのは、RubyWorld Conference 2015に関する紹介の記事です。
RubyWorld Conference 2015は、11月12日(木)と13日(金)に、島根県立産業交流会館「くにびきメッセ」を会場として、Rubyに関する最新の技術動向や先進的な活用事例などが紹介される国際イベントとして実施されます。今年で7回目の開催となりますが、今回のテーマは「Rubyの「エコシステム」 ~Rubyの持続可能な生態系~」です。
Rubyが国際的にも普及していることもあって、基調講演者には、まつもと氏と並んで「Rails Girls」の創設者のLinda Likukas氏が登壇予定です。基調講演以外にも、多数の講演が予定されています。
私は島根大学のRuby・OSSプロジェクトセンターに所属しておりまして、Rubyの活用や普及も研究テーマのひとつです。このイベントの主催であるRubyWorld Conference開催実行委員会に島根大学も構成団体として名前を連ねておりますが、一参加者として、今から二日間が楽しみです。
- [著者]島根大学研究機構戦略的研究推進センター特任助教、東京大学大学院情報学環交流研究員 本田正美
- [参考]市報松江 2015年9月号