ニュースまとめ
「所沢、教室にエアコン設置の住民投票」ニュースまとめ （2015/2/9 政治山）
このページは、政治や選挙に関連するニュースを集めたコーナーです。話題のニュースを一連の流れで確認することができるようになっています。順次、更新していきますので「政治山」の情報データベースとしてご利用ください。今回のテーマは、「所沢、教室にエアコン設置の住民投票」です。
埼玉県所沢市で8日、市内の小中学校28校へのエアコン設置の賛否を問う住民投票が告示されました。この問題を巡っては、9年前に航空自衛隊入間基地に近く騒音対策を施した学校へのエアコン設置を決めたものの、その後当選した藤本正人市長が計画の中止を決定。今回の住民投票は、署名による直接請求により条例が制定され、実現に至りました。
条例では、賛否の成立要件は設けられておらず法的拘束力のない「諮問的住民投票」の位置付けですが、エアコン設置に賛成・反対のどちらかが過半数を獲得し、かつ有権者の3分の1に達した場合、市長・市議会は「結果の重みをしん酌しなければならない」と定めています。投開票は2月15日です。
【投開票結果】賛成多数も、低投票率で市条例の条件満たさず
防音校舎の除湿工事（冷房工事）の計画的な実施に関する住民投票の開票速報 【所沢市ホームページ】（2015年2月15日）
開票速報
賛成：56,921
反対：30,047
合計：86,968
防音校舎の除湿工事（冷房工事）の計画的な実施に関する住民投票の投票速報 【所沢市ホームページ】（2015年2月15日）
投票日当日の投票資格者数 男女合計：278,248人
投票者数 男女合計 午後9時（最終）：87,763人
投票率：31.54％
「教室にエアコン」賛成多数 住民投票率は低迷 所沢 【朝日新聞】（2015年2月16日）
航空自衛隊入間（いるま）基地に近い小中学校にエアコンを設置するかどうかを問う埼玉県所沢市の住民投票が１５日に投開票された。賛成が５万６９２１票で、反対（３万４７票）を上回って過半数を占めた。投票率は３１・５４％で、４年前の市長選（３４・６８％）を下回った。
所沢・住民投票 エアコン設置 賛成多数 【東京新聞】（2015年2月16日）
航空自衛隊入間基地（埼玉県狭山市など）の航空機騒音が問題になっている同県所沢市で十五日、教室に二重窓を取り付けて「防音校舎」にした市立小中学校二十八校へのエアコン設置の賛否を問う住民投票が行われ、賛成票が有効票の過半数に達した。
エアコン住民投票:所沢防音校舎での要不要…投票率３１％ 【毎日新聞】（2015年2月15日）
埼玉県所沢市で１５日、航空自衛隊入間基地に近い防音校舎の小中学校にエアコンを設置すべきかどうかを問う住民投票が行われた。午後９時前に市が発表した投票率は３１．５４％にとどまり、市条例の「多数票が投票資格者の３分の１以上の場合、市長や市議会が結果の重みを斟酌（しんしゃく）しなければならない」との条件を満たさないことが確実となった。
所沢市の考え方、住民代表の意見
請求の要旨（全文）と市長の意見（要旨）をお知らせします 【所沢市ホームページ】（2015年1月26日）
2月15日に向けて 【所沢市市長 藤本正人公式ウェブサイト】
住民投票クーラー問題についてお答えさせて頂いております。
住民投票が告示、15日投開票
住民投票の期日等についてお知らせします 【所沢市ホームページ】
1 住民投票の名称
防音校舎の除湿工事（冷房工事）の計画的な実施に関する住民投票
2 住民投票の期日
告示日 平成27年2月8日（日曜）
投票日 平成27年2月15日（日曜）午前7時から午後8時まで
開票日 平成27年2月15日（日曜）午後9時から（予定）
住民投票実施の経緯をお知らせします 【所沢市ホームページ】（2015年1月14日）
条例制定の直接請求とは、地方自治法第74条の規定に基づき、住民が有権者の50分の1の署名をもって、条例の制定又は改廃を市長に請求できる制度です。
請求が有効な場合、市長は条例制定請求代表者から提出された条例案に意見を附し、議会に付議することとされています。
「防音校舎の除湿工事（冷房工事）の計画的な実施に関する住民投票条例」の制定を求める直接請求がありましたので、その経緯についてお知らせします。
「教室にエアコン」住民投票 埼玉・所沢、きょう告示 【朝日新聞】（2015年2月8日）
埼玉県所沢市内の小中学校２８校へのエアコン設置の賛否を問う住民投票が８日、告示される。「当初の計画通りに設置を」と求める賛成側の住民と、「地球温暖化に悪影響」などと反対する藤本正人市長の双方の訴えが１５日の投開票に向けて熱を帯びている。
“基地周辺の学校にエアコン” 住民投票告示 【NHKニュース】（2015年2月8日）
埼玉県所沢市の航空自衛隊の基地周辺にある小中学校にエアコンを設置するかどうかの是非を問う住民投票が、８日、告示されました。
所沢市は、平成１８年に航空自衛隊入間基地の自衛隊機の騒音のため、窓を閉めきる学校の暑さ対策として、市内の４７の小中学校のうち、基地周辺の２９校にエアコンを設置する方針を決めました。しかし、４年前の市長選挙で当選した藤本正人市長が、震災と原発事故を受け、「快適で便利な生活を見直すべきだ」などとして計画を中止しました。
エアコン論戦が熱い 所沢学校に設置問う住民投票 【東京新聞】（2015年2月7日）
埼玉県所沢市で、航空自衛隊入間基地（同県狭山、入間両市）の騒音対策を施し「防音校舎」にした市立小中学校二十八校へのエアコン設置の賛否を問う住民投票が八日、告示される。市民の署名を集めて投票にこぎつけた保護者らは「エアコンがなければ夏場に窓を閉められず、騒音で勉強に集中できない」と訴えるが、藤本正人市長（５３）は市の財政難などを理由に「不要だ」と主張する。投開票は十五日。双方とも告示前から街頭に立ち、支持を求めて声をからしている。
所沢市、小中学校への冷房設置で住民投票 【日本経済新聞】（2015年1月29日）
埼玉県所沢市は２月、航空自衛隊入間基地周辺にある市立小中学校28校に騒音対策としてエアコン（冷房）を設置するかどうかを問う住民投票を実施する。２月８日に告示し、投開票日は15日。今回の住民投票の結果に法的拘束力はないが、住民投票条例は投票者数などに応じて結果を尊重することを定めている。
署名を経て住民投票条例を制定
所沢エアコン住民投票 ２０１５年２月８日告示、１５日投票 【埼玉新聞】（2014年12月27日）
航空自衛隊入間基地周辺にある２８小中学校の防音校舎にエアコンを設置することの是非を問う住民投票条例が所沢市議会で可決されたのを受けて、同市選管は２６日、同条例を公布・施行し、期日を２月８日告示、同１５日投票と決めた。
所沢エアコン問題、住民投票条例案を可決 １５年２月実施へ 【埼玉新聞】（2014年12月19日）
所沢市議会は１２月定例会最終日の１８日、航空自衛隊入間基地周辺にある２８小中学校の防音校舎にエアコンを設置することの是非を問う住民投票条例案を全会一致で可決した。
条例は月内に施行されるとみられ、住民投票は来年２月に実施される見通し。投票者の過半数でエアコン設置に対する賛否が成立する。
所沢市がエアコン問題住民投票条例案を提出 市長は否決求める 【産経新聞】（2014年11月27日）
所沢市は２６日、地方自治法に基づき、住民側が直接請求した航空自衛隊入間基地周辺にある２８小中学校の防音校舎にエアコン設置の是非を問う住民投票条例案を同日開会した１２月定例市議会に提出した。藤本正人市長は条例案に付した意見書で「賛成できない」として、議会側に否決を求めた。
所沢小中学校エアコン問題 住民投票請求書を提出 【埼玉新聞】（2014年11月12日）
所沢市立小中学校の防音校舎のエアコン設置問題で、住民投票条例制定を請求している住民代表は１１日、有効署名総数８４３０人（直接請求権に必要な有効署名数は有権者の５０分の１、５６３１人）が確定したのを受けて、市文書行政課を通して藤本正人市長に本請求書2012年 狭山 エアコンを提出し、正式に受理された。
エアコン設置:住民投票条例求め、所沢市選管に８７９７人署名提出 ／埼玉 【毎日新聞】（2014年10月15日）
所沢市立狭山ケ丘中など、市内２９の小中学校の防音校舎へのエアコン設置の是非を問う住民投票条例の制定を求める保護者らが１４日、市選挙管理委員会に８７９７人分の署名を提出した。条例制定の請求に必要な有権者の５０分の１（５６３１人）を大きく上回っており、市選管が署名の有効性を確認後、正式な条例制定の請求手続きを経て、市議会で条例案が審議される見通しとなった。
所沢・狭山ケ丘中:エアコン問題 住民投票条例制定目指し署名を開始 ／埼玉 【毎日新聞】（2014年09月11日）
所沢市立狭山ケ丘中学校防音校舎へのエアコン設置の是非を問う住民投票条例を制定するよう市議会に求める署名活動が、１０日から同市内で始まった。
新市長がエアコン事業の中止を決定、補助金辞退でヒートアップ
狭山ヶ丘中学校へのクーラー設置をとりやめたことについて（ＴＢＳ「噂の！東京マガジン」放映から） 【所沢市ホームページ：市長室】（2012年11月7日）
平成24年5月13日にＴＢＳ「噂の！東京マガジン」で狭山ヶ丘中学校のクーラー設置を中止した件が放映されました。これまでの報道等では、私の真意を誤解されている方もいらっしゃいました。そこで、この機会を通じて私の真意をお伝えすることができると思い、取材を受けました。
今回の放映が反対者の意見のみの一方的なものでなく、私の意見についてもある程度時間をとっていただき、私の考えの一端が皆様にご理解いただけたのではないかと思い、「よかった」と感じております。
しかしながら、放映時間の都合上、私の気持ちが十分に伝わっていない部分もいくつかありましたので、改めて、ここで私の3つの思いを説明させていただきます。
所沢市長「冷房なくやれるはず」 中学校長は反論「基地騒音ひどい」 【J-CAST】（2012年3月23日）
埼玉県所沢市が、自衛隊基地近くの中学校について、冷房がなくてもやっていけるはずだとして、防衛省の補助金を辞退した。これに対し、中学校などが反論しており、ネット上でも論議になっている。
補助金支給対象になったのは、航空自衛隊入間基地近くの所沢市立狭山ヶ丘中学校だ。
「子どもにエアコン不要」 所沢市長、防音補助金を辞退 【共同通信/埼玉新聞】（2012年3月22日）
航空自衛隊入間基地のそばにある所沢市立狭山ケ丘中学校の防音対策工事を兼ねたエアコン設置工事について、藤本正人市長が「必要ない」として新年度予算に計上せず、防衛省の防音工事補助金を辞退していたことが、２１日までに分かった。
狭山ヶ丘中学校エアコン問題で紛糾！ 【石本りょうぞうブログ（所沢市議会議員）】（2012年3月17日）
○３月１６日
この日は常任委員会予備日。私が所属している総務委員会はこの日は審議は無かったが、一般質問で問題が顕在化した狭山ヶ丘中学校のエアコン問題で教育福祉常任委員会が開催された。
そもそも入間基地の騒音対策で防音対策の一環で、二重窓の整備にともない教室のエアコン整備が計画されていた。入間基地を利用する飛行機が上空を通る宮前小学校、狭山ヶ丘中学校、北中小学校の３校が防衛省の補助金が出る対象で、宮前小はエアコンは整備された。
今年は狭山ヶ丘中学校のエアコン工事の番だったが、藤本市長の判断でこの工事の計画にストップが入った。
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