「ホテルのシャワー室に髪の毛が落ちていることが許せない」世界一位に日本人 Expedia調べ (2018/12/11 Airstair)
世界最大級のオンライン予約サイトのExpedia(エクスペディア)はホテルマナーに関する国際比較調査を実施し、「ホテルのシャワー室に髪の毛が落ちていること」が許せないと回答した割合で、日本人が調査対象の世界23カ国の中でトップとなったことを明らかにした。
本調査は、1年以内に飛行機に乗り、かつ、ホテルに宿泊した世界23カ国の男女18,229名に対する調査結果をまとめたもので、アメリカやカナダなどの北アメリカやイタリアなどのヨーロッパ、シンガポールなどのアジアなどを対象に実施された。
「ホテルの部屋にチェックインした際にあったら嫌なこと」に対する回答として日本人からは「ベッドに髪の毛が落ちている」(50%)、「タバコなどの悪臭がする」(43%)など客室の汚れに関する回答が多かった。
「ホテルの部屋を変えてもらう理由」に対する回答として日本人は約8割の人が「悪臭がしたり、シーツが汚れていたりと部屋が汚い」場合に依頼することがわかった。
日本人の宿泊客は、客室やシャワー室に「髪の毛」に落ちていること対して許せないと考える人が多いようだ。また「悪臭がしたり、シーツが汚れていたりと部屋が汚い」場合に至ってはホテルの部屋を変えるように依頼するようだ。
日本人、ホテルや施設サービスは重視せず
ホテルの設備やサービスに関して重要視するものについて、「レストラン・バー」「プール」「子連れ家族向けの設備」を重要視する日本人の割合は世界でもっとも低いことがわかった。
さらに、「ジム・フィットネスセンター」(24%)、「室内エンターテインメント」(37%)は下から3番目、「ルームサービス」(35%)を重要視する日本人の割合は下から2番目と、日本人は世界各国と比べて、ホテルでの施設やサービスは重要視していないようだ。
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