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介護福祉の仕事の将来性 業界や分野の枠を超えた幸せへの支援 (2018/11/13 介護健康福祉のお役立ち通信

平成以降の介護福祉の仕事とは何か

私は、『仕事とは、人間の生活の中に空いた穴を埋めること』や『未来の幸せに向けて進めること』だと考えています。

これからの未来、足りなくなるもの、本当に求められるものって何でしょうか?
団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる年が2025年ですが、高齢者のことと同じように古くなっていくもの、そして技術革新や思想の変化で新しく生まれるもの、大きな変化はあらゆるジャンルで起きています。

将来を考えていく時には、自分たちの仕事が医療・福祉などのジャンルであるという「枠組み」を取っ払って考える必要があります。

福祉業界はオールラウンダーです!!みんなで自分のジャンルを探していきましょう!

ロボット

2025年の介護福祉を取り巻く未来予想

日本は戦後80年、高度経済成長時代に作られた老朽インフラ問題が囁かれる一方、科学技術もみるみる進歩していくことが予測されます。

将来性を考えるとき、大衆が必要とする仕事はなくならないという点と、機械や他人に取って代われない仕事はなくならないという点がポイントになると思います。

今とは多少変わるかもしれませんが、資本主義社会という通貨的な信用指標でやり取りする仕組みは続く見通しで私は考えています。その場合、まずは国家予算、投資がどこに割り振られるかということを考えると、仕事の一般的な将来性・安定性が見えてきます。

建築、土地、あらゆる商品でのリノベーション需要
老朽インフラ問題に追随して、リノベーションへの関心が高まっています。

リノベーションとは、手を加えてよくすること、修復。再生などを表します。例えば鉄筋コンクリートの建物で数十年経ってしまったものだと資産として価値は減ってしまっています。

一般物件として市場に出しても買手が付きにくいですが、リノベーションしてデザインを一変させたり、用途を変更したりすることで価値が生み出せるという考え方です。

また、土地や不動産だけでなく、日本の伝統品やタンスの肥やしになっているものなどにもリノベーションの波が押し寄せています。

和服・着物・昔の家具など、古風の日本を感じられるような物品から、現代風のスマホケースやポシェット、洋服などを生み出す産業も注目されています。

個人的には、老朽化した公立学校をリノベーションして公立の高齢者向け住宅・高齢者向け施設にすればよいのではないかと考えています。教室がたくさんあり、黒板もあり、ロッカーがあり、体育館や校庭まであって高齢者にも良い環境だと思うんですよね。昔通ったところですし。

将来を考えた時、今から育つ世代の潜在意識に老朽化したものが当たり前という刷り込みが行われるのは良くないと感じます。高度経済成長の時代にはキラキラした未来があって、その未来が実感できたから引き返さず頑張ろうと近代化が進んだと思います。

若者が安心・安全で近代的な環境の中で学習し、今よりよい社会を創造できるように、老朽インフラを中心に若者が暮らし、新築インフラの中で高齢者が暮らす社会を平坦化させていけると良いのではないかと思います。

IoTも浸透し、ウェアラブル端末で位置や情報など何でもアクセス
アップルウォッチ(腕時計型ウェアラブル端末)が発表されました。また、グーグルグラスなどのメガネ型端末も登場しています。

ほんの10年前はインターネットへのアクセスはケーブルを繋がないとできませんでした。

情報へのアクセスが常時接続になったかと思えば、今度は端末を体に常時身につける状態になりました。

ウェアラブル端末や無人機器の進化は、センサーの進化の賜物でもあります。センサーは、音・熱・光・加速度・角度などをデジタルな信号に変換します。

さらに最近はスマートセンサーやインテリジェンスセンサーという、センサーに演算や通信をする機能があらかじめついているようなものも登場しています。

きっと数年で家の中のものはみんなインターネットでつながり管理できるようになるでしょうし、ドローンなどの遠隔操作できる飛行機や車も登場することでしょう。

理学療法士、作業療法士も、人間の受容器(センサー)に働きかけたり、センサーが受容した刺激を処理する脳に働きかけて反応を見たりします。

バイオフィードバックやビックデータ解析などで、少なからず理学療法士・作業療法士の知見や研究対象は有効ではないでしょうか?

理学療法士・作業療法士になったらほとんどの人は臨床という形で人と向き合います。その中で、視野を広げてデータをとって解析して、大衆向けに適応させる仕事に結び付けられると時代に合ってくると思います。

2025年、科学の進歩で遺伝子解析、認知症治療が本格化。癌治療法も確立か。
医療面では、DNA解析、遺伝子治療も可能となってきている可能性があります。

出生時からDNAをチェックして、ひょっとしたら保管して利用するような取り組みもささやかれているかもしれませんね!

スーパーコンピューターを超える、量子コンピューターが実用間近となり、数年のうちに実用化されると、遺伝子解析や新薬開発が一気に進むと予測されています。

不治の病はますます減ることでしょう。

介護ロボットが浸透、ウェアラブル端末と遠隔医療の地域包括ケアシステム
バイタルチェックしなくても患者は端末を体につけていて、バイタル情報は自動で端末から受信して、自動的に解析される可能性もあります。

テクノエイド業界も活況で、サイバーダインのHALのようなものが更に進歩して、脳血管障害後遺症でも機械で歩行や手の利用ができるようになっているかもしれません。

産業界では目まぐるしく進化していますが、介護の現場の情報リテラシや倫理観の問題で導入には反発が多そうです。

住み慣れた地域で最期まで生活することを目指す「地域包括ケアシステム」が進められていますが、その一方で「スマートシティ」の構想と実証実験も行われています。

次世代電池の技術や超小型発電など、IoTを支える基礎技術が進み製品が安価になってきます。

また、ビックデータ解析やコンピューターの高速処理化と並行して、人工知能(AI)も進歩しています。

地域包括ケアシステムでも、あらゆる端末で高齢者を「監視」するような形になれば、異常や急変などは人工知能で判断することは容易かもしれません。

このあたりは倫理的に監視はダメ、プライバシーの問題でダメという意見が多いと思いますが、現代人に当てはめればスマホを1日触らなかったらセンサーが自動通報のような監視だけでも孤独死などのリスクは減らせるかもしれません。

リハビリテーションで課題となるのは、入院や施設生活でなく「在宅での日常生活習慣」です。臨床家として接していれば生活の乱れや約束を守っていないことはわかるかもしれませんが、プライバシーに配慮した単独的なセンサーでモニタリングしたうえで、その人にとって実現性のある効果的な生活習慣指導ができたら介護度の進行や病状の悪化が防げるかもしれません。

通貨や支払い、経済の多様化
理学療法士・作業療法士として普通に仕事していると金銭の支払いなどには疎くなります。
コンビニやスーパーではほとんどクレジットカードが可能になりました。先進的なところは、QRコード決済、フィリカ、NFC決済など多様な決済が導入されてきています。

5年くらい前までは「クレジットカードで100円の支払いするなんてかっこ悪い」という不思議な思想がありました。おそらく手数料を支払う店舗側の声と、クレジットカードで破産などのニュースからかっこ悪いという思想が生まれました。

数年前までは毎回スタンプを押していたポイントカードが、かざすだけになりました。

この数年のうちに、ポイントの考え方も企業によってさまざまになり、ポイントが現金に変換できたり、割引券になったりします。

ポイントの貯め方も単に購入額の○%でなく、Facebookのいいね!で割引など、ネット上の評価と対価が密接になってきています。

支払い方法は非常に多様化してきています。今後、レジでの支払いだけでなく、病院や訪問サービス、宅配サービスなどでもこのような決済の導入が進むことでしょう。

国家としても、東京オリンピックまでに現金での支払い比率を大幅に下げて外国人がストレスなく買い物できるように電子決済端末導入に補助を出しています。

老人ホームでもプリペイドカードやプリペイド端末で自動販売機でジュースを買ったり、オプションサービスを利用できるところも出てきたようです。

プリペイドカード以外にも、施設ごとの小口決済の立替として自動処理されるシステムなども出てきました。

サービス・商品 と 対価 の交換はますます気軽になることが予測されます。

バブリーな団塊世代が高齢者になり死ぬ前にいろいろしたい欲が溢れる
1965年~1970年生まれのバブル世代と言われる世代が定年を迎えます。

シニア向けのリタイアメントビジネス産業も伸びていると思いますが、一般民は退職する人も目立ち、高齢者の仲間入りの準備をします。

2030年にはバブル世代も65歳となり高齢者の仲間入りです。

世代により思想や価値観は異なるため、現在の高齢者施設の雰囲気では満足いかない方も多く出てくることでしょう。介護業界は、なんとなく保育園や幼稚園の空気が抜けないのです。おそらく、若者世代と高齢者の共通の部分を探したら童謡などに行きついて共有できたことが始まりかと思います。

これから高齢者になる人は幼稚園風の場所に行きそこで生活させられたらすぐ人生のやる気がなくなると思います。ただ、そのころにはインターネットにアクセスできる端末を施設に持ってくることも普通になっているかと思いますので、自然に淘汰されて評判・口コミと、国の方針で介護事業者が右往左往するのではないでしょうか。

介護保険サービスがどの程度支給されるのかは財政や選挙の問題もあるのでいまいち予測できませんが、保険で使えるものと合わせて自費の産業も増えることと思います。

少子化で人口減少、国家的な危機で移民受け入れの可能性

人口推移

介護ロボット市場規模は前年度比134.7%の19億3,200万円の見込

日本はほぼ間違いなく人口減少と高齢化が進みます。このままでは国家の体力が持ちません。

そんな中、税収や働き手の確保のためには、国民を増やさなければなりません。

移民や就労者を海外から受け入れることもあり得ることです。

また、国家間の争いや、侵略を受けた場合は、日本国家が縮小して、違う国の支配下や統治を受ける状態になっている可能性も否定できません。

2025年、医療職は民間に進出、何に特化するか、何を売りにするか
技術進歩はめまぐるしくなっています。

医師・薬剤師・看護師・理学療法士・作業療法士などは、教科書で習ったことはすでにインターネットで調べれば当たり前に出てくるため、患者も予備知識が増えていることが予測されます。

おそらく将来はもっと電気機器メーカーや、インターネット事業者が医療介護に進出しています。そして、今までの医療サービスやリハビリテーション分野ではできなかったことをあれよあれよと言う間に叶えていくという状態になる可能性があります。

専門家に求められるのは「検品」 本当にお客さんに合っているのかのチェック
私は現在理学療法士として仕事をしていますが、患者さん・利用者さんはある程度の予備知識をつけて現れます。「こういう運動がいいって聞いたんだけど…」と言われた内容はそれなりにあっていることもありますし、誤っていることもあります。

人工知能(AI)やDeep Learning(深層学習)もどんどん発達しており、今まで蓄積されたデータをもとに、医師や療法士が行っている検査や測定、問題点の抽出などはほぼ自動で行われるかもしれません。自動生成された問題点やそのアプローチなどが、患者・利用者・お客さんにとって良い内容であるかというチェックが主な業務になる可能性があります。

もちろん、理学療法士、作業療法士に限らず人工知能や深層学習により業務が失われる業界は多々あることは必然になります。

業務が99%自動化されるという未来はまだまだ遠いですが、業務のうち、人がしなくてもよい過程が時間にして30%くらい減るようなイメージです。

また、人工知能で医療機関や介護施設などでのおよその業務が自動化されると、今まで療法士にゆだねられていて療法士の能力や好き嫌いによって差が大きかった治療内容や機能訓練内容についても人工知能を優先して保険適応されるなどの状況になる可能性もあります。

人工知能が絶対的な判断力を発揮する時代になった場合、逆にその人工知能能の導き出した答えを否定することは難しいことになります。

いきなり修正すると気分を害すこともありますし、性格や教養によって様々ですが、相手もそこそこの情報を持っていて、かつ自分が与えた情報を返ってからまた調べたり、別の専門家に相談したりすることが普通の時代がきます。

「常にどこかに足跡が残り、監視されて分析される時代
2025年ころには、スマートフォンはほぼ全員に浸透、1日の大半は情報に支配されてしまうことでしょう。ウェアラブル端末で位置情報のほか、睡眠やバイタルサインなどまで収集され、最適なライフスタイルがすべて情報に支配されます。これはアルゴリズムの中で暮らすということで、自動的に自分の行動パターンや思考パターンが集計されてしまい、常にシステムに管理されるということです。

みんなパターン化された生活、インターネットが示すトレンドに沿った行動が当たり前になり、変わったことをするのが億劫だったり、避けようとしたりするようになっているかと思います。

多様なライフスタイルが推奨される傍ら、その枠から抜け出すことを恐れる人にとっては時間やルールに縛られる時代です。疲れ切って気力がわかない人もいます。

世間の常識や風習が淘汰されて新しい思想・価値観・ライフスタイルができる
インターネット上には情報が増え続けます。しかし、実際に増えているのは1次情報ではなく、誰かの評価・意見・批評・パクリです。評価の高いもの、自分が信用している人が推奨しているもの、まだネット上に登場していないみんなが話題にするような珍しいもの等には飛び付き、みんなに知らせることで満足感が得られるような価値観が生まれてきています。

他の人が体験できないような経験や、夢の世界のような場所など、他の人の行動範囲・思考範囲では手に入らない特別な事を求める深層心理も強まっているかもしれません。

インターネットの普及は社会を大きく変えました。このことによりめちゃめちゃ

おそらく、イライラすることは今よりも多くなっているでしょうし、画面の先の夢の世界や、自分の興味のある世界に没頭して同じ姿勢でずっといて、肩凝りや額関節症になる人は増加しているかと思います。

2025年、将来の介護福祉の就職、受容は?

将来の介護職員、福祉関連職の相対価値
2025年からは高齢者問題の山場です。介護施設、老人ホームが2020年くらいまでは乱立することは目に見えており、介護職員は不足したまま2025年を迎えることとなるでしょう。

正直なところ大量の高齢者を少ない若者で今のサービス水準で支えるというのは無謀で、理学療法士・作業療法士は介護関係がメインになると思います。介護分野に進出しても「こんなんじゃやってられない!」といい頭を悩ませることでしょう。

療法士は、人によってはほぼ介護職員として、「これは生活リハビリなのだ」と言い聞かせながら理学療法士・作業療法士としてのアイデンティティをなんとか保つという状態かもしれません。これはこれで考え方を変えられればやりがいがあると思います。

介護を受ける世代的は、スマートフォンやパソコンを使う世代になってきます。

後遺症などで動かない体を無理して動かそうとするより、インドアにインターネットの精神世界に浸る人が増えるかもしれません。バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)も今よりずっと身近になっていることでしょう。介護施設でも、週2回程度リハビリするという雰囲気も無くなっているかもしれませんね。

精神的な世界・情報空間での活動が増え、身体の自由への執着が減少すると、理学療法士という仕事の価値はますます低下します。価値が低下するというのは、例えば患者が1億円持っていたとしたら、1億使ってでも怪我を治すと思うより、ある程度治ったら早い段階で代償手段を考えて動かなくてもいろいろできる機器やコミュニティネットワークを手に入れようと思うということです。もちろん完全に動かない生活はあり得ないので、呼吸、代謝、骨格、栄養、精神などの全体的な面で、人の体をある程度オーダーメイドでメンテナンスする必要は残ります。

絶対価値としては、患者・利用者にとってかかりつけ療法士的な存在になれば、だれが何と言おうとその人にとっての1番でいられます。

療法士の一般的な仕事は頭打ち、日本や世界の変化
東京オリンピックを境に、日本はゆっくりと小さくなっていくと思います。先に述べた老朽インフラをオリンピックまでにある程度整備するとしたら、それ移行の日本は「エコ」。

過度に期待しないで育ったサトリ世代に入ってくるため、国家主導でゴージャスなものや立派なものを整備する必要は無くなってしまいます。

情報に支配される世界で、情報の出所や与えられ方も偏ったものになり、国家的に偏った思想に洗脳されるかもしれません。

声をあげない世代がどう生きるかによっては、日本がひっそりと姿を消していく道筋をたどるようになるのかもしれません。

いろいろな業界の地図を引き合いに出しながら無駄話をしてきましたが、理学療法士・作業療法士で病院・クリニック・訪問リハビリという”一般的な”仕事をするとしたら、年収的にも人員的にもその上限にもう近づいています。

介護医療は下を中にする治療的分野から、中や上を上や特上にしていく美やQOLの分野へ
自分の力で道を切り開く理学療法士系の人は、美容分野に進出していくのではないでしょうか?理学療法の指示は歯科医も出せるので、肩コリ、額関節症などの悩みを解決に導く専門家も増えるかもしれません。また、姿勢や動きを美しくする「美」の分野も流行りそうです。ピラティスを取り入れたりして、パーソナルトレーナーとして美や健康を支えている療法士もいます。また、出産後の身体の悩みに着目して、骨盤の調整やホルモンバランスの乱れからくるイライラの解消などを支えている療法士もいます。

作業療法士系の人は、メンタル面の知識を活かして、カウンセリング+実践スタイルの産業などができそうな気がします。また、生きがい、趣味、ストレス解消などの手ほどきなども増えそうです。私の生きがいや楽しみを見つけてほしいというニーズはあります。

保険適応という枠で収まっていると、あっという間に脳卒中後の自費リハビリ施設が運営されたり、ストレッチ専門店が店舗数を延ばしたり、パーソナルトレーナーとしてライザップをはじめとする真のニーズに応えるサービスが世の中から求められて、成果を挙げています。

人間は、身体と心のバランスが大切ですが、今後の未来では体を使うより心を使うことの方が多くなります。脳は使いますが、記憶や計算はほとんど使用せず、検索と表現に使用されるようになることでしょう。

入力されたものに対し、検索して、アルゴリズムや統計的に無難な答えを表現するという、ちょっと機械的な思考とコミュニケーションになりそうです。これにより自分が更に分からなくなり、精神世界で自分を定義するものを探しているうちに気が病む人が増えてくる可能性があります。

エヴァンゲリオンのような世界観ですが、物理的現実と情報的現実の区別がつかなくなり、経験していないのにスマートフォンでみたら経験したかのように感じたりするようになる可能性があります。

他人の経験を、まるで自分の経験のように錯覚する一方で、他人はいろいろ経験しているのに自分は全然できていないという類の「比較」による相対評価が自分を苦しめるやすくなります。

身体と精神のギャップや、本当に自分に身体があるんだ、個性があるんだと感じさせるような産業も出てくるかと思います。そういう意味で、理学療法士も作業療法士も社会の人が抱える不満や違和感を補完する職種になりえるかと思います。

医療や福祉の資格の効力がどこまで持つかはわからない

このように、社会・技術の進歩はめまぐるしいですし、生活や価値観の多様化で、マイノリティなニーズはいろいろ生まれています。

今は「資格」があるかないかを社会が判断材料にしていますが、SNSなどで人柄や経験を調べればそれ以上に何ができる人間なのか、どんな考えや経験があるか分かるようになってきています。

資格の効力と言ってもピンと来ないかもしれませんが、お給料の「資格手当」「職務手当」だと思うとピンと来ると思います。今は医療や福祉の仕事では1~5万円くらいの資格手当と、仕事に合わせた職務手当がお給料に出ていると思います。(手当の言い方や明記しているかはそれぞれありますが)

おそらく将来的には履歴書のようなものはなくなり、SNSなどから情報を収集して、時給などの人間の労働価値が人工知能などで計算され判断される時代が来ることでしょう。

資格をとっても直接それが仕事の能力になるわけでもありません。

私は趣味でもありますが、介護医療業界で働く人が足りない部分・足りない時間を補うという意味でこのサイトをしています。

これから、一人ひとりが、「社会に空いた穴ぼこを埋めること」「未来の幸せに向けて進めること」である『仕事』を見つけていけるように、心がけていきたいですね!

一緒に考えていきましょう!未来の社会を!

おたきやま
理学療法士(PT)、介護支援専門員(ケアマネージャー)、WEBデザイナー。介護医療分野の啓発と効率化のためにサイトを開設。働くときに役に立つことなどをフリー配信しています。Facebookやツイッター、お問い合わせフォームからご質問やご相談もお気軽に!

提供:介護健康福祉のお役立ち通信

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