Airbnb、「体験」サービスを関東、関西エリアへ拡大 「民泊」以外への脱却本格化へ (2018/3/1 Airstair)
民泊仲介サイトのAirbnb(エアービーアンドビー)は、「体験」サービスの対象エリアについて現在提供する東京、大阪に加え、関東エリア、関西エリアへ拡大することを発表した。
サービス提供エリアとして追加するのは関東エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、関西エリア(大阪府、京都府、奈良県、兵庫県、滋賀県)の各エリア。
フード&ドリンク、アート、自然、教室&ワークショップ、スポーツ、歴史、エンターテイメント、音楽、ナイトライフ、健康&ウェルネス、社会貢献、コンサートなどの分野で、各地域の魅力を、地元の人の視点から提案できるきっかけ作りを行う。
Airbnbは今年中に「体験」の展開を1,000都市以上に拡大し、イースター島やアイスランド、アラビア半島などエキゾチックな場所での提供を開始すると発表。日本でも同様に対象エリアを拡大し、ゲストが旅先のことをより深く知る機会の提供を増やしていく。
急成長するAirbnbの「体験」サービス
民泊仲介サイトAirbnb(エアービーアンドビー)の共同創業者、CEOでコミュニティ担当最高責任者のブライアン・チェスキー氏は2月に、サービス開始初期のころの民泊仲介サービスの成長とエクスペリエンスの成長比較を表わすグラフをツイート。
サービス開始から1年たったAirbnbの「体験」サービスが「民泊」サービスよりも急拡大している状況を明らかにしていた。
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