高山市長が2期目に意欲――伊勢原市長選挙 (2016/6/24 タウンニュース)
高山松太郎市長(66歳)は6月17日、伊勢原市議会本会議で山田昌紀議員(創政会)の一般質問に答弁。任期満了に伴う伊勢原市長選挙(9月18日告示、同25日投開票)に立候補する意思を明らかにした。
高山市長は本会議の一般質問初日で「この4年間は伊勢原の未来を創る上での基礎づくり。次の2期目のステージに向け、課題解決に取り組まなければならない。伊勢原のために力を尽くしてまいりたい」と答弁し、無所属での立候補の意思を明らかにした。
本紙のインタビューに対して高山市長は「財政健全化に向けて取り組み、伊勢原の活性化へ挑んできた。外部の厳しい視点から再チェックし、財政健全化計画や行財政改革推進計画などを策定。財政調整基金は10億円まで積み上げができ、市債についても市政始まって以来初となる4年継続した減額をすることができた」とこれまでの4年間を振り返り、観光面でも「日本遺産認定は大きな一歩。ロマンスカーの伊勢原駅常時停車など、観光の活性化への基盤づくりは確実に進んできた」と話した。
高山市長は、これまでの4年間を大切な基礎作りとし、「財政健全化の更なる推進」や「近未来のインフラを活用した産業の推進」、「健康文化都市宣言の更なる推進」などを取り組むべき施策に挙げた。
高山市長は1950年伊勢原市白根生まれ。1991年から2006年までの4期、伊勢原市議会議員を務め、07年から12年までの神奈川県議会議員を経て、同年の市長選挙で初当選。現在1期目。市防犯協会会長、国道246バイパス建設促進協議会会長など。
9月の伊勢原市長選挙に立候補を表明したのは高山市長が初めて。
6月21日現在の有権者数は83177人(男42143人・女41034人)。
(6月22日起稿)
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