実践的な認知症ケアの研修会 全国3会場で開催 (2016/1/27 認知症ねっと)
認知症ケアへの知識を実践的に高められる研修会
「福岡会場」「大阪会場」「横浜会場」の3会場で、日頃から認知症患者に接するための実践的アプローチ方法を学ぶための「認知症ケア研修会」が開かれることが決まった。
“ケアの質を高めるために必要な視点と関わり方を探る”をテーマに開かれる今回の研修会では、思い込みから発生する職務遂行上の障害をはじめ、アセスメントや計画書の見直し、プログラムの組み方の工夫といった諸領域にまたがる問題解決に有用な分科会が開催される。
分科会の例を紹介
そのなかで理学療法士の川畑 智氏は、認知症患者のレベルに応じたアクティビティのポイントや、いかに認知症患者の「不安」を解消に導くか、認知症患者が自分の症状を気にしないで社会生活を送るための支援方法などについて知見を伝える。
また認知症ケア研究所で管理者を務める松岡 桂美氏は、アクティビティプログラムの実際的な作成方法や、認知症患者を想定したコミュニケーション術、「見守り」と「観察」という2つのポイントから自立支援を促す方法などを講義する。
「認知症ケア研修会」への参加は基本的に自由で、申し込みは参加費の納付をもって完了と見なされるが、入金後も参加者の変更は随時可能となっている。
必要な視点を実際の事例から学び取れる、有意義な研修会だといえるだろう。
各会場ごとの詳細
【福岡会場】
日時:2016年2月28日(日)10:00~17:00
場所:福岡県中小企業進行センター(福岡市博多区吉塚本町9-15)
【大阪会場】
日時:2016年3月13日(日)10:00~17:00
場所:大阪府教育会館(たかつガーデン)(大阪市天王寺区東高津町7-11)
【横浜会場】
日時:2016年3月26日(土)10:00~17:00
場所:ウィリング横浜(横浜市港南区上大岡西1-6-1)
※参加費はいずれも10,000円(税・資料代込み)
(画像は日本通所ケア研究会HPより)