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浪江町長選 新人の一騎打ち、8月5日投票 町民の大半が避難生活で選挙期間は10日間 (2018/7/26 政治山)

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 馬場有 前町長の辞職に伴う浪江町長選(福島県)は26日告示され、いずれも無所属の新人で、農業の吉沢正巳氏(64)と元町議の吉田数博氏(72)の2人が立候補しました。

 浪江町では、福島第一原発事故に伴う全町避難が昨年3月に一部解除されたものの、いまだ町内に住む住民は登録人口の5%に満たず、大半の住民が町外で避難生活を送っています。町外の有権者に対応するため、通常5日の選挙期間を10日間に延長しています。

浪江町長選挙(2018年8月5日投票)候補者一覧

 吉沢氏は千葉県四街道市出身。東京農大卒。一般社団法人「希望の牧場・ふくしま」の代表を務めています。

 吉田氏は浪江町出身。小高工高(現 小高産業技術高)卒。1997年町議選で初当選して6期、議長も務めました。

 前回(2015年)の同町長選は、現職の馬場有氏(66)、新人で元副町長の渡辺文星氏(65)、新人で元町議の小黒敬三氏(59)の無所属3人の争いとなり、馬場氏が5786票を獲得して3選を果たしました(党派と年齢は選挙時)。投票率は56.05%でした。

 また26日には吉田氏の辞職に伴う町議補選(欠員1)も告示され、新人で農業の大浦泰夫氏(63)と元職で農業の佐々木茂氏(64)の無所属2人が立候補しました。

 投票は8月5日で、即日開票されます。投票日当日は、浪江町役場本庁舎および二本松事務所のほかに、福島市2カ所、いわき市、郡山市、南相馬市に1カ所ずつ計7カ所に投票所が設置されます。期日前投票所は浪江町役場本庁舎および二本松事務所のほかに、福島市、いわき市に1カ所ずつ設けられ(それぞれ投票できる日・時間が異なる)、いずれの投票所でも投票できます。25日現在の選挙人名簿登録者数は1万5563人です(浪江町選挙管理委員会調べ)。

期日前投票および投票日当日の投票所と投票時間、巡回バスの運行表など(浪江町ホームページ)

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