市川市長再選挙 元衆院議員の村越氏が初当選 (2018/4/24 政治山)
市川市長選の再選挙(千葉県)は22日投開票され、無所属新人で元衆院議員の村越祐民氏(44)=立憲、民進、共産、自由、社民推薦=が4万6143票(得票率35.2%)を獲得し、元衆院議員の田中甲氏(61)と元千葉県議の坂下茂樹氏(43)の無所属新人の2人を破って、初当選を果たしました。
市川市長選を巡っては、11月に行われた選挙で立候補した無所属の新人5氏が、いずれも当選に必要な法定得票(有効投票数の4分の1以上=2万9,770票)を獲得できず、当選者が決まりませんでした。その後、選挙の無効を求める異議申し出があっため再選挙が行われず、4カ月もの間、市長不在が続いていました。
今回敗れた田中氏と坂下氏には、前回の選挙で4位、5位だった候補がそれぞれ支援に回り、前回選の上位3氏が出馬しました。保守系が2氏に割れたこともあり、野党統一候補を掲げた村越氏が接戦を制しました。
当日有権者数は39万1001人。投票率は昨年11月の選挙を3.21ポイント上回る33.97%でした。
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