熊本県内の駅・コンビニで初のWi-Fi無料開放 (2016/4/15 政治山)
大手通信会社などで構成される「無線LANビジネス推進連絡会」は熊本県での地震を受け、県内でのWi-Fi(公衆無線LAN)を無料開放しています。
駅やコンビニなどWi-Fiが設置してある場所で、スマホなどの端末を持って行き、ネットワーク名を「00000JAPAN」に設定することで、インターネットが使えます。現在、KDDI、ソフトバンク、NTTドコモの大手3社とも無料開放しています。自治体などの訓練以外では、初めての無料開放です。
全国統一のSSIDでアクセス可能
同会が2014年5月に策定した「大規模災害発生時における公衆無線LANの無料解放」のガイドラインに基づき運用しています。2014年8月の広島市土砂災害の経験を踏まえ、実践に則した運用となっています。
「災害用統一SSID」は、日本全国どこでも統一のSSID(00000JAPAN)で接続可能となるサービスです。1台のアクセスポイントで全キャリアのスマホが接続可能となります。
地方自治体で設置しているWi-Fiも
大手通信会社が設置している駅やコンビニのWi-Fiだけでなく、地方自治体でもWi-Fi設置は進んでいます。総務省が昨年5月の段階で把握している九州の地方自治体における設置状況は下記のPDFで確認できます。
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