自民党オープンエントリーに458人応募―参院選比例公認候補 (2016/2/5 政治山)
自民党が昨年11月から今年1月末にかけて実施した参院選比例代表の公認候補者を公募する「オープンエントリー2016」の最終応募者数を発表しました。
平均年齢45.8歳、29歳から75歳まで多彩な応募者
締め切り間際に応募が殺到した結果、最終的に458人(男性381、女性77)に上りました。平均年齢は45.8歳(29歳から75歳)で、医療関係者から主婦、学生など幅広い経歴の老若男女が揃ったとのこと。
今後、提出された論文(「日本の将来と私」「自分のまわりの1億総活躍社会」のいずれかを400字以内)などの書類審査で40-50人に絞り込み、平井たくや選挙対策副委員長らが面接し、3月12日にファイナリスト10人を決定します。
4月1日のネット投票で決定
その後ファイナリストが街頭演説や討論会を行い、事前登録した有権者(ホームページで募集中)によるネット投票を4月1日から5月9日にかけて行い、5月11日の投票結果発表によって公認候補者1人を決定します。有力なファイナリストが複数いた場合、追加公認の可能性も視野に入れています。
この日、自民党本部でネット生中継した平井副委員長は、「様々な職業や年齢の方からご応募いただき、政治に向き合う熱い思いを受け止めた。新しい風を吹かせることができた」とオープンエントリーの意義を強調しました。
茂木委員長「今井(絵理子)さんは応募してないよね?」
この日は各紙に「自民党が比例代表候補に元SPEEDの今井絵理子氏を擁立する方向で調整中」との報道があったばかり。会議に向かう途中の茂木敏充選対委員長が飛び入り参加すると、「今朝新聞に出ていた今井(絵理子)さんは応募してないよね?」と際どい質問が飛び出す一幕も。
これには平井副委員長も「どっきりするような発言するから」と慌てた様子で話題を切り替えていました。