[用語解説]当選、くじ引き
得票数が同じ場合は、当選者をどう決める? (2014/11/17 政治山)
16日に投開票が行われた舞鶴市議選(京都府)で、最下位当選者の票数が2人同数となりました。こういったケースではどのように当選者を決めるのでしょうか。
選挙では投票の結果として、選挙区の定数が1の場合は最も多くの票を獲得した候補者に、定数が複数の場合はより多く得票した候補者から当選が決まります。今回の舞鶴市議選には定数28のところ31人が立候補し、得票順の28番目に亀井敏郎と田村優樹の2氏=いずれも無所属・現職=が、1057票の同数で並びました。
得票数が同数となった場合は、公職選挙法第95条2項に基づき、選挙長が選挙会を開催して、くじ引きで同じ得票数の候補者から当選者を決定します。今回の舞鶴市議選では、両候補の届け出番号が書かれたくじを箱に入れ、新谷喜久雄・市選管委員長が引き、亀井候補が当選者に決まりました。
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